4号完成後も、特集のようなもの「野宿LOVE」に囚われ、
「野宿デート、野宿デート」と言い続けて、はや数ヶ月。
異性と一対一の野宿(=野宿デート)をすべく、
強引なお誘い、強引な野宿行動に走っていた訳ですが、
若干疲れ気味、己の行動に疑問も持ち始めた今日この頃。
そんな折「4号を読んだが、野宿デートなるものをしてみたい」
と初めて(相手からの)お誘いを受け、野宿をする機会があり、
それがまあ、映画観る→ご飯食べる、お酒飲む→野宿、
というデートっぽいものだったので、すっかり満足してしまいました。
もう、
愛なんていらねえよ、野宿。
そんなわけで、5号作り始めます。
野宿LOVEのトレンドは終わりました。
次は一転、硬派な野宿が、来る!! はず。
編集部では今後、硬派な野宿、ストイックな野宿を追い求めます。
5号の特集のようなもの予定は「駅寝ってどうよ?」。
「駅寝」って硬派なんじゃない??
ただ今、「駅寝」についての原稿、大募集中でーす。
(編集部・「野宿LOVE」改め「駅寝」研究員)
「野宿デート、野宿デート」と言い続けて、はや数ヶ月。
異性と一対一の野宿(=野宿デート)をすべく、
強引なお誘い、強引な野宿行動に走っていた訳ですが、
若干疲れ気味、己の行動に疑問も持ち始めた今日この頃。
そんな折「4号を読んだが、野宿デートなるものをしてみたい」
と初めて(相手からの)お誘いを受け、野宿をする機会があり、
それがまあ、映画観る→ご飯食べる、お酒飲む→野宿、
というデートっぽいものだったので、すっかり満足してしまいました。
もう、
愛なんていらねえよ、野宿。
そんなわけで、5号作り始めます。
野宿LOVEのトレンドは終わりました。
次は一転、硬派な野宿が、来る!! はず。
編集部では今後、硬派な野宿、ストイックな野宿を追い求めます。
5号の特集のようなもの予定は「駅寝ってどうよ?」。
「駅寝」って硬派なんじゃない??
ただ今、「駅寝」についての原稿、大募集中でーす。
(編集部・「野宿LOVE」改め「駅寝」研究員)
4号、やっとこさ出来ました。
というお知らせも遅れ気味の今日この頃です。
かなりの難産だったこの4号、
前号から8ページ増量で100円の値上がりという、
かなり強気のお値段なわけですが、
今号のお題のようなものは「野宿LOVE」なのでして、
購入者さんにも「愛」を持って受け止められたい所存でございます。
「野宿愛」はモチロン広くは「人類愛」が
現在赤字拡大中の野宿野郎編集部を救います。
どうか、一家に一冊「野宿野郎4号」を。
どうぞよろしくお願いいたします。
<読む以外の4号の楽しみ方いろいろ>
●「豪華なにか付き」なので、それで遊んでみる。
●そこかしこにある誤字脱字を赤ペンチェックして遊んでみる。
●ページごとの字数を数え、どのページが早く出来ていたかを予想して遊んでみる。
(早いほど、余裕があり字が大きいです)
●課題図書として数人で(各々が買って)読み、
読書感想文を小学生の気分で書いて遊んでみる。
(他にも楽しみ方を考えた方は教えてください)
関係者各位さまへ
どうも大変ご迷惑おかけいたしまして、ごめんなさいです。
執筆者さんは書いたことすら、すっかり忘れてしまったかもしれません。
ここは1つ、自分の原稿を新鮮な気持ちで読むことができると、
おおらかな心で受け止めてください。
お礼と4号が届かない場合は編集部まで訴えてください。
(編集部)
というお知らせも遅れ気味の今日この頃です。
かなりの難産だったこの4号、
前号から8ページ増量で100円の値上がりという、
かなり強気のお値段なわけですが、
今号のお題のようなものは「野宿LOVE」なのでして、
購入者さんにも「愛」を持って受け止められたい所存でございます。
「野宿愛」はモチロン広くは「人類愛」が
現在赤字拡大中の野宿野郎編集部を救います。
どうか、一家に一冊「野宿野郎4号」を。
どうぞよろしくお願いいたします。
<読む以外の4号の楽しみ方いろいろ>
●「豪華なにか付き」なので、それで遊んでみる。
●そこかしこにある誤字脱字を赤ペンチェックして遊んでみる。
●ページごとの字数を数え、どのページが早く出来ていたかを予想して遊んでみる。
(早いほど、余裕があり字が大きいです)
●課題図書として数人で(各々が買って)読み、
読書感想文を小学生の気分で書いて遊んでみる。
(他にも楽しみ方を考えた方は教えてください)
関係者各位さまへ
どうも大変ご迷惑おかけいたしまして、ごめんなさいです。
執筆者さんは書いたことすら、すっかり忘れてしまったかもしれません。
ここは1つ、自分の原稿を新鮮な気持ちで読むことができると、
おおらかな心で受け止めてください。
お礼と4号が届かない場合は編集部まで訴えてください。
(編集部)
失礼いたしまーす。
LOVEを求めて日本一周のようなもの中のケンタローさんより、ぞくぞくとお便りが届いておりますので、ご報告を。
ケンタローさんは「ファミレスLOVE」という新しいフィールドまで開拓したご様子。今後の展開に目が離せません。
5日目。今、岡山県岡山市上道北方のファミレス「Joyfull」にいます。当初の全日野宿で、という誓いは早くも崩れました。痛いくらい寒いんです。今朝、和歌山では雪が舞いました。そうそう、野宿(親切)LOVEにまた出会いました! さりげなく夜を明かそうとしていたガスト御坊店で、「上から了解得たんで5時(閉店時間)までソファーでおもいっきし寝てください。」と店員のお兄さんが良くしてくれたのです。椅子ではおケツが痛く、横になりたかった僕にはなによりでした。(ケンタロー)
———数日後。
おはようございます。今、門司港のファミレスにいます。これでファミレス連泊4日目です。このままでは野宿旅行ではなくファミレスメニュー制覇の旅になってしまいます。今日から僕の中での旅のメイン、九州なので気合い入れていきたいです。バイクだと身軽ではないので次回からはチャリや歩き旅にしようかななんて思いつつ走ってます。しかし、寒いし、皆さんバイクを見ると目の敵のように煽ってくるわで大変です。北海道や四国のようなツアラー歓迎ムードは皆無みたいです。でもバイクが邪魔くさいのは分かります。(ケンタロー)
———ええっと、負けずにがんばってください。ファミレス4連泊もなんだかすごいです。
ありがとうございます。今、佐世保のバイク屋さんでエンジンオイルとフィルター交換してもらってます。うーん、道具(バイク)LOVE。(ケンタロー)
———世界はLOVEに満ち満ちているようです。うーん、いろいろLOVE。
ということで、なんなんだか、そんなんだか、編集部では、野宿いろいろLOVE体験のお便り、4号執筆者さん、野宿合コン参加者さん(特に求む女性)などなど、ひきつづき大大大募集中であります。(編集部)
LOVEを求めて日本一周のようなもの中のケンタローさんより、ぞくぞくとお便りが届いておりますので、ご報告を。
ケンタローさんは「ファミレスLOVE」という新しいフィールドまで開拓したご様子。今後の展開に目が離せません。
5日目。今、岡山県岡山市上道北方のファミレス「Joyfull」にいます。当初の全日野宿で、という誓いは早くも崩れました。痛いくらい寒いんです。今朝、和歌山では雪が舞いました。そうそう、野宿(親切)LOVEにまた出会いました! さりげなく夜を明かそうとしていたガスト御坊店で、「上から了解得たんで5時(閉店時間)までソファーでおもいっきし寝てください。」と店員のお兄さんが良くしてくれたのです。椅子ではおケツが痛く、横になりたかった僕にはなによりでした。(ケンタロー)
———数日後。
おはようございます。今、門司港のファミレスにいます。これでファミレス連泊4日目です。このままでは野宿旅行ではなくファミレスメニュー制覇の旅になってしまいます。今日から僕の中での旅のメイン、九州なので気合い入れていきたいです。バイクだと身軽ではないので次回からはチャリや歩き旅にしようかななんて思いつつ走ってます。しかし、寒いし、皆さんバイクを見ると目の敵のように煽ってくるわで大変です。北海道や四国のようなツアラー歓迎ムードは皆無みたいです。でもバイクが邪魔くさいのは分かります。(ケンタロー)
———ええっと、負けずにがんばってください。ファミレス4連泊もなんだかすごいです。
ありがとうございます。今、佐世保のバイク屋さんでエンジンオイルとフィルター交換してもらってます。うーん、道具(バイク)LOVE。(ケンタロー)
———世界はLOVEに満ち満ちているようです。うーん、いろいろLOVE。
ということで、なんなんだか、そんなんだか、編集部では、野宿いろいろLOVE体験のお便り、4号執筆者さん、野宿合コン参加者さん(特に求む女性)などなど、ひきつづき大大大募集中であります。(編集部)
現在、牛の歩みで製作中の4号ですが、その特集のようなもの「野宿LOVE」に絡んで、3号で大募集した「野宿合コン参加者さん」に、「自分は野宿や放浪好きの異性とでないとまともにお付き合いができないと悟りました。野宿合コンのようなものがあれば全ての予定を蹴って参加しますよ。」とスバラシイ悟りっぷりで参加希望をしてくださったケンタローさんが、なかなか参加者さんが集まらない状況に業を煮やしてか、12月1日からバイクでの「日本一周のようなもの」にご出発されました。
出発前、「俺は自分で出会いをみつけるっ」と言ったとか言わなかったとか。
そして早速、野宿LOVE(親切)に遭遇された模様です。
3日目にして野宿LOVE(親切)に出会いました。三重県南島町大仙寺で休憩中、子どもを2人連れた女性から「お兄さん良かったらバナナ食べて」とバナナをいただきました。しかも「ここら辺でなんかあったら電話して」と名刺までいただきました! 話はここで終わりではありません。10分後くらいに子どもの声がしました。「弁当持ってきたよー」振り向くとさっきの女性と子供達ではないですか! 「残りもんを詰めただけだけど嫌じゃなかったら」と言って手作りのお弁当を僕に! 別れ際に手を振り「ありがとー」と叫び続ける自分がいました。
(ケンタローさん・旅行中)
これもLOVE、あれもLOVE、ですね。野宿ばんざい。
そんな訳で編集部では、貴方の野宿LOVE経験(親切含む)・4号原稿執筆者さん・野宿合コン参加者さん(特に求む女性)を引き続き大募集中です。 (編集部)
出発前、「俺は自分で出会いをみつけるっ」と言ったとか言わなかったとか。
そして早速、野宿LOVE(親切)に遭遇された模様です。
3日目にして野宿LOVE(親切)に出会いました。三重県南島町大仙寺で休憩中、子どもを2人連れた女性から「お兄さん良かったらバナナ食べて」とバナナをいただきました。しかも「ここら辺でなんかあったら電話して」と名刺までいただきました! 話はここで終わりではありません。10分後くらいに子どもの声がしました。「弁当持ってきたよー」振り向くとさっきの女性と子供達ではないですか! 「残りもんを詰めただけだけど嫌じゃなかったら」と言って手作りのお弁当を僕に! 別れ際に手を振り「ありがとー」と叫び続ける自分がいました。
(ケンタローさん・旅行中)
これもLOVE、あれもLOVE、ですね。野宿ばんざい。
そんな訳で編集部では、貴方の野宿LOVE経験(親切含む)・4号原稿執筆者さん・野宿合コン参加者さん(特に求む女性)を引き続き大募集中です。 (編集部)
つづき
<ケースその2 喫茶店のお姉さん(推定30歳・人妻)の愛>
同じく野宿旅のこと。足をくじいて、ビッコを引きながら歩いて着いたのは道東、オホーツク海に面した釧網本線の某駅。ここは無人駅だ。今日はここで寝よう。夜の楽しみ。ビールとおつまみ。駅待合室のベンチでひとり思いに耽りながらプルトップを開ける。
終電も過ぎ、寝る体制に入ろうとシュラフカバーを広げていると駅に隣接している喫茶店から女の人が出てくる。「あのー、ここの駅での寝泊りはお断りしているのですが・・・」申し訳なさそうな顔でいうお姉さん。年上の落ち着いた感じのする女性だ。俺が「そうでしたかそれなら外に出ますね。」と言ったら「あっ、 でも外は雨ですし、本当はダメなんですけど、いいです。大丈夫です。」ニコッと笑う。笑うとエクボができてカワイイ(ほのかな恋心)。
付け足すように「ただ、今から鍵を閉めるので、朝7時まで外のトイレが使えなくなるのですが・・・」「あっじゃ今すぐ用を足してきます。」そして朝までトイレはガマンと心に誓いベンチに戻るとお姉さんはいなくなっていた。夜遅くに雨の中、路頭に迷わず済んだ。あーよかった。
シュラフカバーに潜り込み寝る体制に入る。するとカチャッとドアの開く音。するとお姉さんが私服になり、お盆の上にコーヒーとクッキーを運んだ来てくれた。「あっ、寝てました?ごめんなさい。あのう、出がらしで申し訳ないのですが。良ければ召し上がってください。」「うおーっ、お姉さん好きだー」L・O・V・E・あいー・愛・アイ。またエクボを作って微笑みながら「飲み終えたらそこに置いておいてください。それではおやすみさい。」
コーヒーは焙煎したちゃんとしたコーヒー。砂糖、ミルクはティースプーンの横に銀紙でくるまれてあり、クッキーも5枚ぐらいあった。シュラフから半分でて、暖かいコーヒーとクッキーをいただく。シャッターは閉まり、お姉さんは車で帰宅したようだ。
静かな駅待合室。耳を澄ませばオホーツクの潮騒が聞こえる。お姉さんのエクボの笑顔を思いニヤける。コーヒーを持ってくるとき左の薬指には指輪があった。お姉さんが人妻でなかったらきっと俺は恋に落ちたことだろう。
あくる朝、、空のコーヒーカップの横にメモ紙に「昨晩はありがとうございました。コーヒーおいしかったです」と書き、駅を後にする。お姉さんのエクボを思い浮かべたら足の痛みはなくなっていた。野宿LOVE。
1、2のケースで僕は年の差、倫理観の問題で恋は実らなかったが、野宿がきっかけの恋愛は十分可能性のあることだと思う。僕もいつか野宿で出会った彼女と一緒にシュラフにもぐって夢をみたい。
(北海道在住・KSさん)
がんばれKSさん!実れKSさん!
もしかしたらこの世界は野宿LOVE(親切)で満ち満ちているのかもしれません。
野宿LOVE(親切)経験者さんはどしどしお便りください。
お便りはもれなく勝手にブログに載せられます。(編集部)
<ケースその2 喫茶店のお姉さん(推定30歳・人妻)の愛>
同じく野宿旅のこと。足をくじいて、ビッコを引きながら歩いて着いたのは道東、オホーツク海に面した釧網本線の某駅。ここは無人駅だ。今日はここで寝よう。夜の楽しみ。ビールとおつまみ。駅待合室のベンチでひとり思いに耽りながらプルトップを開ける。
終電も過ぎ、寝る体制に入ろうとシュラフカバーを広げていると駅に隣接している喫茶店から女の人が出てくる。「あのー、ここの駅での寝泊りはお断りしているのですが・・・」申し訳なさそうな顔でいうお姉さん。年上の落ち着いた感じのする女性だ。俺が「そうでしたかそれなら外に出ますね。」と言ったら「あっ、 でも外は雨ですし、本当はダメなんですけど、いいです。大丈夫です。」ニコッと笑う。笑うとエクボができてカワイイ(ほのかな恋心)。
付け足すように「ただ、今から鍵を閉めるので、朝7時まで外のトイレが使えなくなるのですが・・・」「あっじゃ今すぐ用を足してきます。」そして朝までトイレはガマンと心に誓いベンチに戻るとお姉さんはいなくなっていた。夜遅くに雨の中、路頭に迷わず済んだ。あーよかった。
シュラフカバーに潜り込み寝る体制に入る。するとカチャッとドアの開く音。するとお姉さんが私服になり、お盆の上にコーヒーとクッキーを運んだ来てくれた。「あっ、寝てました?ごめんなさい。あのう、出がらしで申し訳ないのですが。良ければ召し上がってください。」「うおーっ、お姉さん好きだー」L・O・V・E・あいー・愛・アイ。またエクボを作って微笑みながら「飲み終えたらそこに置いておいてください。それではおやすみさい。」
コーヒーは焙煎したちゃんとしたコーヒー。砂糖、ミルクはティースプーンの横に銀紙でくるまれてあり、クッキーも5枚ぐらいあった。シュラフから半分でて、暖かいコーヒーとクッキーをいただく。シャッターは閉まり、お姉さんは車で帰宅したようだ。
静かな駅待合室。耳を澄ませばオホーツクの潮騒が聞こえる。お姉さんのエクボの笑顔を思いニヤける。コーヒーを持ってくるとき左の薬指には指輪があった。お姉さんが人妻でなかったらきっと俺は恋に落ちたことだろう。
あくる朝、、空のコーヒーカップの横にメモ紙に「昨晩はありがとうございました。コーヒーおいしかったです」と書き、駅を後にする。お姉さんのエクボを思い浮かべたら足の痛みはなくなっていた。野宿LOVE。
1、2のケースで僕は年の差、倫理観の問題で恋は実らなかったが、野宿がきっかけの恋愛は十分可能性のあることだと思う。僕もいつか野宿で出会った彼女と一緒にシュラフにもぐって夢をみたい。
(北海道在住・KSさん)
がんばれKSさん!実れKSさん!
もしかしたらこの世界は野宿LOVE(親切)で満ち満ちているのかもしれません。
野宿LOVE(親切)経験者さんはどしどしお便りください。
お便りはもれなく勝手にブログに載せられます。(編集部)
4号の特集のようなものに難航している編集部にこんなお便りが届きました。
ああ、すばらしきかな野宿愛。どんなんでも愛。
残念ながら僕はハートマークが飛び交うような野宿経験がありません。今も36歳独身、彼女なしです。
でも、野宿経験者だったら誰もが体験すると思われるいろいろな愛(親切)を受け取ったことはあります。
<ケースその1・立ち食いそば屋のおばちゃん(推定年齢55歳)の愛>
徒歩で北海道を歩いて野宿旅(無人駅で寝る)した時のこと。雨の中ズブ濡れになって歩いていました。食べるものもなく、ひもじい思いをしながら、歩く。しかし、ここは北海道のだだっ広い田舎道。コンビニもなく「うー、腹減ったよう。カツ丼大盛り食いたいなー」などと歩いていたら、改修中っぽい建物を発見。外にはやる気のない文字で「そば」の文字が。
雨は激しさを増し、横を猛スピードで走る車から上がる飛沫で、ほぼ風呂上りかと思うような濡れ鼠状態。ここは雨が小降りになることを祈ってそばを食おう。そうして店の中に入る。店は暖かく冷え切った体には非常にありがたい。そして注文を聞かれ、当たり前のごとく「かけそば」を頼む。たしか200円ぐらいだったのではないだろうか。とにかく暖かいものが食いたい。まもなく、おばちゃんが運んでくる。
ん?かき揚が乗っているぞ。量もすごい。それにそばではなく何故かうどんだ。「あのー、僕はかけそばを頼んだのですが」といったら、おばちゃんはにっこり微笑み「かけそばの値段でいいから」といって忙しそうでもないのに厨房へ入っていった。
L・O・V・E。これぞ愛じゃないかと思う。「うおーっ!おばちゃん好きだー(心の叫び)」もしおばちゃんが30歳若かったら間違いなく俺は恋に落ちただろう。俺は大盛りの天ぷらうどんをつゆまで飲み干し(愛を1滴残らず受け取り)、200円を払って店を出た。外の雨は小降りになっていた。 体だけでなく、心まで温まり、歩いては遠くなるそば屋を俺は何度も振り返った。
(北海道在住・KSさん)
ああ、すばらしきかな野宿愛。どんなんでも愛。
残念ながら僕はハートマークが飛び交うような野宿経験がありません。今も36歳独身、彼女なしです。
でも、野宿経験者だったら誰もが体験すると思われるいろいろな愛(親切)を受け取ったことはあります。
<ケースその1・立ち食いそば屋のおばちゃん(推定年齢55歳)の愛>
徒歩で北海道を歩いて野宿旅(無人駅で寝る)した時のこと。雨の中ズブ濡れになって歩いていました。食べるものもなく、ひもじい思いをしながら、歩く。しかし、ここは北海道のだだっ広い田舎道。コンビニもなく「うー、腹減ったよう。カツ丼大盛り食いたいなー」などと歩いていたら、改修中っぽい建物を発見。外にはやる気のない文字で「そば」の文字が。
雨は激しさを増し、横を猛スピードで走る車から上がる飛沫で、ほぼ風呂上りかと思うような濡れ鼠状態。ここは雨が小降りになることを祈ってそばを食おう。そうして店の中に入る。店は暖かく冷え切った体には非常にありがたい。そして注文を聞かれ、当たり前のごとく「かけそば」を頼む。たしか200円ぐらいだったのではないだろうか。とにかく暖かいものが食いたい。まもなく、おばちゃんが運んでくる。
ん?かき揚が乗っているぞ。量もすごい。それにそばではなく何故かうどんだ。「あのー、僕はかけそばを頼んだのですが」といったら、おばちゃんはにっこり微笑み「かけそばの値段でいいから」といって忙しそうでもないのに厨房へ入っていった。
L・O・V・E。これぞ愛じゃないかと思う。「うおーっ!おばちゃん好きだー(心の叫び)」もしおばちゃんが30歳若かったら間違いなく俺は恋に落ちただろう。俺は大盛りの天ぷらうどんをつゆまで飲み干し(愛を1滴残らず受け取り)、200円を払って店を出た。外の雨は小降りになっていた。 体だけでなく、心まで温まり、歩いては遠くなるそば屋を俺は何度も振り返った。
(北海道在住・KSさん)
4号の製作はただいま牛の歩みで進行中です。
昨日、「野宿LOVE」をテーマにラップの作詞・歌唱をしてくれる
野宿界期待の新人ラッパーさんが現れました。
つきましては、その詩に曲をつけることができるラップ作曲家さんを
大募集いたします。
君も野宿野郎から作曲家デビューしてみないか。来たれ、ものずきさん。
ものずきさんはどうぞ「野宿野郎ラップ係」まで一声かけてください。
めでたく曲ができましたら、4号はCD付きです。
(野宿野郎ラップ係)
昨日、「野宿LOVE」をテーマにラップの作詞・歌唱をしてくれる
野宿界期待の新人ラッパーさんが現れました。
つきましては、その詩に曲をつけることができるラップ作曲家さんを
大募集いたします。
君も野宿野郎から作曲家デビューしてみないか。来たれ、ものずきさん。
ものずきさんはどうぞ「野宿野郎ラップ係」まで一声かけてください。
めでたく曲ができましたら、4号はCD付きです。
(野宿野郎ラップ係)
4号、作りはじめます。
だいたい今まで、作りはじめようと思い立ちだらだらすること2ヶ月、
あわてること10日間で『野宿野郎』は完成しております。
その計算でいきますと、いまから始めれば、まあ1月にはできあがることでしょう。
原稿の締め切りはひとまず12月末日とします。
4号の特集のようなものは「野宿LOVE」。難儀であります。
今のところ、まったくあてがございません。
この際なんでもいい。ページ数さえ揃えばいいではないか。
原稿大募集中です。早いもの勝ちです。どうぞよろしく。
(進行係)
だいたい今まで、作りはじめようと思い立ちだらだらすること2ヶ月、
あわてること10日間で『野宿野郎』は完成しております。
その計算でいきますと、いまから始めれば、まあ1月にはできあがることでしょう。
原稿の締め切りはひとまず12月末日とします。
4号の特集のようなものは「野宿LOVE」。難儀であります。
今のところ、まったくあてがございません。
この際なんでもいい。ページ数さえ揃えばいいではないか。
原稿大募集中です。早いもの勝ちです。どうぞよろしく。
(進行係)