[この連載を最初から読む]
自転車発電USB給電装置、もう自分で作っちゃうよ!
作り方は以下のサイトを参照しました。詳しくはそちらをどうぞ。
DIY hub dynamo usb charger » arenddeboer.com(英語)
DIY Hub Dynamo USB Charger Inside Handlebar | Mr Howdy And His Merry Wheelmen(英語)
自転車のダイナモハブに使う自作(DIY)のUSB充電器 – 14degrees Off The Beaten Track(日本語)
基本的に電気回路などは上記サイトのまんまです。
材料は、
基板(ワイヤード・ユニバーサル基板 ¥435)
整流ダイオード(W02G-E4 ¥102)
タンタルコンデンサー 16V 22μF(TBM1C226JECB ¥85)
タンタルコンデンサー 35V 0.47μF(TBM1V474BECB ¥35)
アルミ電解コンデンサー 25V 2200μF(EKMG250ELL222MK25S ¥203)
電圧レギュレータ( LM2940CT-5.0/NOPB ¥160)
ほか、電線、USBコネクター(メス)、ギボシ端子などです。
秋葉原まで電車で往復するより通販で買ったほうが安そうなので通販で買った。
回路図はこんなかんじ。

ハブダイナモは時速15キロくらいで交流の6ボルト2.4ワット(3ワットのものもある)を出力する。
それを整流コンデンサーで直流に変換。
電圧レギュレーターで5ボルトに落とす。
ところどころに入っているコンデンサーは直流化して安定していない電圧や電流を平滑化する。
回路通りになるように基板を作って部品を半田付けする。
用意したケースに入るよう小さな基板に配置するのがちょっと難しかった。
ケースは100円ショップでいいのを見つけてきた。

単三乾電池2本でUSB機器を充電するケース。大きさもちょうどいいはずと思って買ってきた。ちなみにショップはキャンドゥ。
分解して乾電池用の金具を取り、USBコネクターが付いた基板からコネクター以外の電子部品を半田ごてで取り去ってしまう。USBコネクターのデータ線につながっている小さい抵抗は残しておく。
このケースに入るように基板に部品を半田付けし、ハブダイナモからの入力端子を作り、出力はUSBコネクターにつながる基板に接続すればいい。

基板に部品を半田付けした状態

ケースに入れた。電解コンデンサーがでかいのでどう配置しようかけっこう迷った

ハブダイナモからはギボシ端子で接続。もっと楽ないいコネクターがあるはずなのだが、とりあえず今回はこれで

完成! 既製品を買うよりはだいぶ安くでできた。
ちゃんと動けばね……。
[つづく]
自転車発電USB給電装置、もう自分で作っちゃうよ!
作り方は以下のサイトを参照しました。詳しくはそちらをどうぞ。
DIY hub dynamo usb charger » arenddeboer.com(英語)
自転車のダイナモハブに使う自作(DIY)のUSB充電器 – 14degrees Off The Beaten Track(日本語)
基本的に電気回路などは上記サイトのまんまです。
材料は、
基板(ワイヤード・ユニバーサル基板 ¥435)
整流ダイオード(W02G-E4 ¥102)
タンタルコンデンサー 16V 22μF(TBM1C226JECB ¥85)
タンタルコンデンサー 35V 0.47μF(TBM1V474BECB ¥35)
アルミ電解コンデンサー 25V 2200μF(EKMG250ELL222MK25S ¥203)
電圧レギュレータ( LM2940CT-5.0/NOPB ¥160)
ほか、電線、USBコネクター(メス)、ギボシ端子などです。
秋葉原まで電車で往復するより通販で買ったほうが安そうなので通販で買った。
回路図はこんなかんじ。

ハブダイナモは時速15キロくらいで交流の6ボルト2.4ワット(3ワットのものもある)を出力する。
それを整流コンデンサーで直流に変換。
電圧レギュレーターで5ボルトに落とす。
ところどころに入っているコンデンサーは直流化して安定していない電圧や電流を平滑化する。
回路通りになるように基板を作って部品を半田付けする。
用意したケースに入るよう小さな基板に配置するのがちょっと難しかった。
ケースは100円ショップでいいのを見つけてきた。

単三乾電池2本でUSB機器を充電するケース。大きさもちょうどいいはずと思って買ってきた。ちなみにショップはキャンドゥ。
分解して乾電池用の金具を取り、USBコネクターが付いた基板からコネクター以外の電子部品を半田ごてで取り去ってしまう。USBコネクターのデータ線につながっている小さい抵抗は残しておく。
このケースに入るように基板に部品を半田付けし、ハブダイナモからの入力端子を作り、出力はUSBコネクターにつながる基板に接続すればいい。

基板に部品を半田付けした状態

ケースに入れた。電解コンデンサーがでかいのでどう配置しようかけっこう迷った

ハブダイナモからはギボシ端子で接続。もっと楽ないいコネクターがあるはずなのだが、とりあえず今回はこれで

完成! 既製品を買うよりはだいぶ安くでできた。
ちゃんと動けばね……。
[つづく]
[この連載を最初から読む]
ハブダイナモ電源の変換装置の入手に失敗した。
その気になっているのに部品を一ヶ月も待っていられない。
一旦ケチのついた製品をずっと待って買うのは嫌だと思っていろいろ考えていて思いついた。
あれは手作りできるらしい……。
調べるとそれほど難しくない回路で実現できそうだ。
「ないからつくった」
は、ほかならぬ野宿野郎編集長の創刊の際の言葉である。
じゃあ、つくろう!(あるけど……)
[つづく]
ハブダイナモ電源の変換装置の入手に失敗した。
その気になっているのに部品を一ヶ月も待っていられない。
一旦ケチのついた製品をずっと待って買うのは嫌だと思っていろいろ考えていて思いついた。
あれは手作りできるらしい……。
調べるとそれほど難しくない回路で実現できそうだ。
「ないからつくった」
は、ほかならぬ野宿野郎編集長の創刊の際の言葉である。
じゃあ、つくろう!(あるけど……)
[つづく]
[この連載を最初から読む]
自転車でスマートフォンなどのUSB機器を充電する製品はいまではけっこういろいろ出ている。自転車の車輪の回転を利用して発電し、その電気を回路を通して変換しUSB端子から充電できるようにする。
大まかに分けて発電方法は2通り。
[ハブダイナモ付きの車輪で発電するもの]
ハブダイナモが付いてない自転車だとハブダイナモ付きの車輪に交換する必要がある。ハブダイナモに電気の変換装置を接続して充電できるようにする。

バイオロジック リーチャージ

ブッシュ&ミューラー USB-ウェルク/E-ウェルク

Sinewave Cycles Revolution

TigraSport BikeCharge Power Converter
[普通の自転車に付加して発電と電気の変換をするもの]
普通の自転車の車輪の軸やタイヤの近くに取り付けて発電しそのまま変換して出力する。ハブダイナモ不要。

Siva Cycle Bicycle Power Your USB Devices

TigraSport BikeCharge Dynamo
このほかにも自転車でUSB給電する製品はまだまだいろいろあるようだ。
自転車 発電 USB – Google Search
今回はぶっこわれた自転車のホイールをハブダイナモ付きのに交換するつもりなので、それと電気の変換装置を買うことにした。
ハブダイナモ付きホイールはすぐに手に入った。自転車が20インチの折りたたみ自転車なので選択肢がそれほど多くなく迷うことはなかったが、今年の頭ごろに円安の影響か5割くらい値上がりしててショックだった……。
Joule 2 Dynamo Front Wheel[Amazon]
電気の変換装置はいろいろある中から手に入りやすいリーチャージを買うことにした。6年ほど前にこのサイトで紹介したやつだ。
リーチャージシリーズの製品の中でハブダイナモからの電気を変換するのは「ダイナモキット」になる。

このころ「ダイナモキット」は商品の変わり目だったのか二種類あり、出力先がただの電源用のコネクターになっている「ダイナモキット」とそれにマイクロUSB変換ケーブルが付いた「ダイナモキット with Micro-USBケーブル」があった。
マイクロUSB変換ケーブル付きのものはまだ出始めだったらしくアマゾンを始め日本の通販ではほとんど扱ってなく、唯一あるネット通販が扱っていたのでそこに注文した。
そしてみごと騙された。
マイクロUSB変換ケーブル付きのものと出ていたから注文したのに送られてきたのはマイクロUSB変換ケーブルの付いていない古い製品だった。
クレームを入れると、一旦は変換ケーブルのみを後からすぐ送るといったものの、直後に在庫がないので一ヶ月はかかるといってきた。どうやら商品もないのに見切り発車でネットに新商品を載せたらしい。
返品した。恨むぞ! 最低だ、某サイクルベース!
夢の自転車発電計画は頓挫した……。
[でもつづく]
自転車でスマートフォンなどのUSB機器を充電する製品はいまではけっこういろいろ出ている。自転車の車輪の回転を利用して発電し、その電気を回路を通して変換しUSB端子から充電できるようにする。
大まかに分けて発電方法は2通り。
[ハブダイナモ付きの車輪で発電するもの]
ハブダイナモが付いてない自転車だとハブダイナモ付きの車輪に交換する必要がある。ハブダイナモに電気の変換装置を接続して充電できるようにする。

バイオロジック リーチャージ

ブッシュ&ミューラー USB-ウェルク/E-ウェルク

Sinewave Cycles Revolution

TigraSport BikeCharge Power Converter
[普通の自転車に付加して発電と電気の変換をするもの]
普通の自転車の車輪の軸やタイヤの近くに取り付けて発電しそのまま変換して出力する。ハブダイナモ不要。

Siva Cycle Bicycle Power Your USB Devices

TigraSport BikeCharge Dynamo
このほかにも自転車でUSB給電する製品はまだまだいろいろあるようだ。
自転車 発電 USB – Google Search
今回はぶっこわれた自転車のホイールをハブダイナモ付きのに交換するつもりなので、それと電気の変換装置を買うことにした。
ハブダイナモ付きホイールはすぐに手に入った。自転車が20インチの折りたたみ自転車なので選択肢がそれほど多くなく迷うことはなかったが、今年の頭ごろに円安の影響か5割くらい値上がりしててショックだった……。
Joule 2 Dynamo Front Wheel[Amazon]
電気の変換装置はいろいろある中から手に入りやすいリーチャージを買うことにした。6年ほど前にこのサイトで紹介したやつだ。
リーチャージシリーズの製品の中でハブダイナモからの電気を変換するのは「ダイナモキット」になる。

このころ「ダイナモキット」は商品の変わり目だったのか二種類あり、出力先がただの電源用のコネクターになっている「ダイナモキット」とそれにマイクロUSB変換ケーブルが付いた「ダイナモキット with Micro-USBケーブル」があった。
マイクロUSB変換ケーブル付きのものはまだ出始めだったらしくアマゾンを始め日本の通販ではほとんど扱ってなく、唯一あるネット通販が扱っていたのでそこに注文した。
そしてみごと騙された。
マイクロUSB変換ケーブル付きのものと出ていたから注文したのに送られてきたのはマイクロUSB変換ケーブルの付いていない古い製品だった。
クレームを入れると、一旦は変換ケーブルのみを後からすぐ送るといったものの、直後に在庫がないので一ヶ月はかかるといってきた。どうやら商品もないのに見切り発車でネットに新商品を載せたらしい。
返品した。恨むぞ! 最低だ、某サイクルベース!
夢の自転車発電計画は頓挫した……。
[でもつづく]
自転車発電の記事をこのサイトで書いたのはもう6年近く前のことになる。
バイオロジックのリーチャージという自転車USB給電装置だ。
自転車野宿野郎に夢のデバイス登場か。 [野宿野郎ウェブログ]
主に金銭的な障壁により実現することはなかったのだが、先日自転車でちょっと出かけようとしたら前のタイヤが大きな音とともに派手にパンクしてしまい、どういうわけか車輪のリムまで壊れてしまった。
車輪ごと交換するしかなくなり(まあ、車輪をばらして壊れたリムだけ交換してもいいのだが)、長い間懸案だった自転車発電計画が前進することになった。
まずは新しい車輪をハブダイナモ付きの車輪にすることからはじめた。
ハブダイナモは車輪の軸(ハブ)のところに付いた発電機(ダイナモ)で発電する。ママチャリとかにも普通についているやつだ。
ライトをつけるだけなら、ハブダイナモ用のライトを買ってきて直結させるだけでいいが、スマートフォンなどをUSB端子から充電するとなると少々回路を通さねばならない。それが6年前にこのサイトで紹介した製品だ。
でもこの長年の自転車野宿野郎夢の計画はすんなりとは進んでくれなかった……。

パンクしてぶっ壊れた自転車のリムが自転車野宿野郎の夢へといざなう
[つづく]
バイオロジックのリーチャージという自転車USB給電装置だ。
自転車野宿野郎に夢のデバイス登場か。 [野宿野郎ウェブログ]
主に金銭的な障壁により実現することはなかったのだが、先日自転車でちょっと出かけようとしたら前のタイヤが大きな音とともに派手にパンクしてしまい、どういうわけか車輪のリムまで壊れてしまった。
車輪ごと交換するしかなくなり(まあ、車輪をばらして壊れたリムだけ交換してもいいのだが)、長い間懸案だった自転車発電計画が前進することになった。
まずは新しい車輪をハブダイナモ付きの車輪にすることからはじめた。
ハブダイナモは車輪の軸(ハブ)のところに付いた発電機(ダイナモ)で発電する。ママチャリとかにも普通についているやつだ。
ライトをつけるだけなら、ハブダイナモ用のライトを買ってきて直結させるだけでいいが、スマートフォンなどをUSB端子から充電するとなると少々回路を通さねばならない。それが6年前にこのサイトで紹介した製品だ。
でもこの長年の自転車野宿野郎夢の計画はすんなりとは進んでくれなかった……。

パンクしてぶっ壊れた自転車のリムが自転車野宿野郎の夢へといざなう
[つづく]
数日、徒歩野宿旅に行ってきた。
当然荷物は軽くしていくつもりで用意したが、出発直前にまだ重すぎると思ってガスストーヴをやめて、以前作ってたいして活躍していなかったアルミ缶アルコールストーヴを持っていくことにした(アルミ缶アルコールストーブ [野宿野郎ウェブログ])。
道中それなりに活躍はしてくれたものの、五徳の頼りなさが気になった。持っていったのはアルミ缶ストーヴを作った時にいっしょにスチール缶を切って適当に作ったものだったので、バランスよく鍋を乗せないとひしゃげてしまうのだった。

帰ってきてもうちょっと頼りになるのを作ろうと思い立った。
とはいえ、これからもそれほどアルコールストーヴは活躍しそうにないので、簡単に安くできそうなやつということで、金属の棒を組み合わせて作ることにした。

詳細なる設計図。
金属の棒を折り曲げて、組み合わせる。折りたたんで小さくなるように作る。
材料。

金属の棒。家にあった100円ショップで買った園芸用の支柱。

家にあった大型金物屋で買ったステンレスの短いパイプ。
カセットガスを入れ替えるアタッチメントを作ったときに買ったやつだと思う。
材料は以上。

園芸用の金属の棒は外のビニールをむく。
中はスチールの棒なのでゆくゆくは錆びてしまうだろうなあ。
短いパイプはペンチで楕円につぶす。

曲げてパイプを通して、棒の端もパイプが抜けないように曲げて、いっぽうの端は折りたためるように曲げずに短くしておく。

あっという間に出来上がり。

アルミ缶アルコールストーヴのサイズにぴったり。

使わないときは折りたためます。
あいかわらず作りが適当ですが、野宿グッズはこんなもんでいいでしょう。
これからはもうちょっとアルコールストーヴを活躍させようと思います。
当然荷物は軽くしていくつもりで用意したが、出発直前にまだ重すぎると思ってガスストーヴをやめて、以前作ってたいして活躍していなかったアルミ缶アルコールストーヴを持っていくことにした(アルミ缶アルコールストーブ [野宿野郎ウェブログ])。
道中それなりに活躍はしてくれたものの、五徳の頼りなさが気になった。持っていったのはアルミ缶ストーヴを作った時にいっしょにスチール缶を切って適当に作ったものだったので、バランスよく鍋を乗せないとひしゃげてしまうのだった。

帰ってきてもうちょっと頼りになるのを作ろうと思い立った。
とはいえ、これからもそれほどアルコールストーヴは活躍しそうにないので、簡単に安くできそうなやつということで、金属の棒を組み合わせて作ることにした。

詳細なる設計図。
金属の棒を折り曲げて、組み合わせる。折りたたんで小さくなるように作る。
材料。

金属の棒。家にあった100円ショップで買った園芸用の支柱。

家にあった大型金物屋で買ったステンレスの短いパイプ。
カセットガスを入れ替えるアタッチメントを作ったときに買ったやつだと思う。
材料は以上。

園芸用の金属の棒は外のビニールをむく。
中はスチールの棒なのでゆくゆくは錆びてしまうだろうなあ。
短いパイプはペンチで楕円につぶす。

曲げてパイプを通して、棒の端もパイプが抜けないように曲げて、いっぽうの端は折りたためるように曲げずに短くしておく。

あっという間に出来上がり。

アルミ缶アルコールストーヴのサイズにぴったり。

使わないときは折りたためます。
あいかわらず作りが適当ですが、野宿グッズはこんなもんでいいでしょう。
これからはもうちょっとアルコールストーヴを活躍させようと思います。
だいぶ前、鍋で発電する電気鍋を紹介したことがあったが([nNews]電気鍋は野宿野郎の夢をみるか。)、まさかの第二弾、追従商品が現れた。
バイオライト・ケトルチャージャー はお湯を沸かすと発電してUSB端子から対応機器を充電できる発電ケトル。
この会社は以前木の枝を燃やして発電する発電ウッドバーニングストーブ(バイオライト・キャンプストーブ)を発売した会社。両方を同時に使えば木の枝さえあればダブルで充電できてお湯も沸かせるというわけ。
ネックはやはり値段か。両方買うと円安の今、4万円ぐらい(150ドル+130ドル)しちゃうかも。あと発電効率はどうなんだろう。
お湯が必要ない場合でも発電するために沸かさなきゃいけないのは無駄な気もするけど、太陽が出てなくても、自転車で走り回らなくて(記事)もいつでも発電できるから、意外とありかも。
あと以前紹介した電気鍋の日本の会社もアウトドア用の小さな電気鍋を発売していた(アウトドア│熱発電のTESニューエナジー)。デザインは比べるべくもないけど。
バイオライト・ケトルチャージャー(150ドル)
バイオライト・キャンプストーブ
TESニューエナジー・カップチャージャー(13650円)
バイオライト・ケトルチャージャー はお湯を沸かすと発電してUSB端子から対応機器を充電できる発電ケトル。
この会社は以前木の枝を燃やして発電する発電ウッドバーニングストーブ(バイオライト・キャンプストーブ)を発売した会社。両方を同時に使えば木の枝さえあればダブルで充電できてお湯も沸かせるというわけ。
ネックはやはり値段か。両方買うと円安の今、4万円ぐらい(150ドル+130ドル)しちゃうかも。あと発電効率はどうなんだろう。
お湯が必要ない場合でも発電するために沸かさなきゃいけないのは無駄な気もするけど、太陽が出てなくても、自転車で走り回らなくて(記事)もいつでも発電できるから、意外とありかも。
あと以前紹介した電気鍋の日本の会社もアウトドア用の小さな電気鍋を発売していた(アウトドア│熱発電のTESニューエナジー)。デザインは比べるべくもないけど。

バイオライト・ケトルチャージャー(150ドル)

バイオライト・キャンプストーブ

TESニューエナジー・カップチャージャー(13650円)
黒い寝袋を買いました。
編集長はさすが編集長だけあっていろんなメーカーのいろんな寝袋を持っているのですが、ウェブ担当下働きのぼくは無名メーカーの夏用ダウンとモンベルのダウンの3番(スパイラルじゃないヤーツ)でこれまで野宿をこなしてきました。
最近、モンベルの3番も数々の野宿と家でも多用していたため、ダウンがへたってきたのか、真冬の野宿にはたよりなくなってきていました。そろそろもうちょっとたよりになるやつがほしかったのです。
こんどはモンベル以外でと去年の秋ごろには物色を始めていたのですが、結局買わずに冬を越しました。次の冬までにはと再び物色を始め、日本のメーカーならイスカかナンガあたりかなあと迷っていました。まだ冬までには時間はあるしと思っていたところ、ナンガのあたりを付けていた寝袋が山渓のネットショップで結構安く売っていると知りました。
ナンガのオーロラ450DX。それが黒寝袋だったのです。ナンガと山渓の共同企画とやらの特別色で中も外も黒なのです。
せっかくの黒寝袋なので、5色の野宿戦隊シュラフマンに対抗して、悪の軍団を結成することにしました。
名付けて、「悪の黒寝袋団 Die schwarzen Schlafsäcke(ディ・シュヴァルツェン・シュラフゼケ)」
黒い寝袋を持っているかたなら資格あり。野宿界のショッカーを目指します。

買った黒寝袋【山渓×NANGA】オーロラ450DX オールブラック 19,800円(税・送料込)
【山渓×NANGA】 オーロラ600DXオールブラック 22,800円(税・送料込)もある。
7月中はさらに1000円割引のクーポンがあるそうです。
編集長はさすが編集長だけあっていろんなメーカーのいろんな寝袋を持っているのですが、ウェブ担当下働きのぼくは無名メーカーの夏用ダウンとモンベルのダウンの3番(スパイラルじゃないヤーツ)でこれまで野宿をこなしてきました。
最近、モンベルの3番も数々の野宿と家でも多用していたため、ダウンがへたってきたのか、真冬の野宿にはたよりなくなってきていました。そろそろもうちょっとたよりになるやつがほしかったのです。
こんどはモンベル以外でと去年の秋ごろには物色を始めていたのですが、結局買わずに冬を越しました。次の冬までにはと再び物色を始め、日本のメーカーならイスカかナンガあたりかなあと迷っていました。まだ冬までには時間はあるしと思っていたところ、ナンガのあたりを付けていた寝袋が山渓のネットショップで結構安く売っていると知りました。
ナンガのオーロラ450DX。それが黒寝袋だったのです。ナンガと山渓の共同企画とやらの特別色で中も外も黒なのです。
せっかくの黒寝袋なので、5色の野宿戦隊シュラフマンに対抗して、悪の軍団を結成することにしました。
名付けて、「悪の黒寝袋団 Die schwarzen Schlafsäcke(ディ・シュヴァルツェン・シュラフゼケ)」
黒い寝袋を持っているかたなら資格あり。野宿界のショッカーを目指します。

買った黒寝袋【山渓×NANGA】オーロラ450DX オールブラック 19,800円(税・送料込)
【山渓×NANGA】 オーロラ600DXオールブラック 22,800円(税・送料込)もある。
7月中はさらに1000円割引のクーポンがあるそうです。
朝起きる。今日も天気がいい。ストーブでお湯を沸かし、お茶を作る。
朝食を食べ、残ったお茶を水筒に入れる。
ヤカンで沸かしたお茶なら、水筒に移すのも簡単だが、鍋(コッヘル)からだとうまく小さな水筒の口に注げない。アウトドア用のヤカンなど持っていく余裕はない。
じょうごがあればいいのだが、ふつうのじょうごは重さはともかく、かさばっていけない。
こんなときのために、これまではマヨネーズの容器の廃品利用のじょうごを使っていた。
小さめのマヨネーズの空き容器を洗って、口から7〜8センチのところで切ると、早くも軽量折り畳みじょうごの出来上がり(口の星形のフィルムも切ったほうがいいけど)。
小さめのマヨネーズの容器だと、ペットボトルやプラティパス(折り畳み水筒)の口にぴったりはまるので便利(メーカーによって多少違うでしょうが)。
熱湯も大丈夫。
でも先日、某100円ショップにいったら、シリコン製の折り畳みコップとじょうごが売っていました。
コップは以前、このウェブログの記事でも紹介した折り畳み丼をかなり小さくしたような、同じ記事の中のXマグをそのまま小さくした感じ。
Xマグなんか1000円以上ですよ。
これが105円で。むむむ、もちろん両方買いました。
両方とも高い折り畳みコップには付いている一番外側のプラスチックのふちがないのでふにゃふにゃですが、たいがいのことは105円だからで許せてしまいます。
じょうごの出っ張った部分はカッターで切ってしまったら、カップと重ねて収納できるようになりました。さらにそれを折り畳み丼の中にもしまい込めました。

こんな大きさ/でっぱりをちょんぎる前

ペットボトルに挿す

コップとじょうごと前に買った丼

すべてを折り畳む

すべてを収納
朝食を食べ、残ったお茶を水筒に入れる。
ヤカンで沸かしたお茶なら、水筒に移すのも簡単だが、鍋(コッヘル)からだとうまく小さな水筒の口に注げない。アウトドア用のヤカンなど持っていく余裕はない。
じょうごがあればいいのだが、ふつうのじょうごは重さはともかく、かさばっていけない。
こんなときのために、これまではマヨネーズの容器の廃品利用のじょうごを使っていた。
小さめのマヨネーズの空き容器を洗って、口から7〜8センチのところで切ると、早くも軽量折り畳みじょうごの出来上がり(口の星形のフィルムも切ったほうがいいけど)。
小さめのマヨネーズの容器だと、ペットボトルやプラティパス(折り畳み水筒)の口にぴったりはまるので便利(メーカーによって多少違うでしょうが)。
熱湯も大丈夫。
でも先日、某100円ショップにいったら、シリコン製の折り畳みコップとじょうごが売っていました。
コップは以前、このウェブログの記事でも紹介した折り畳み丼をかなり小さくしたような、同じ記事の中のXマグをそのまま小さくした感じ。
Xマグなんか1000円以上ですよ。
これが105円で。むむむ、もちろん両方買いました。
両方とも高い折り畳みコップには付いている一番外側のプラスチックのふちがないのでふにゃふにゃですが、たいがいのことは105円だからで許せてしまいます。
じょうごの出っ張った部分はカッターで切ってしまったら、カップと重ねて収納できるようになりました。さらにそれを折り畳み丼の中にもしまい込めました。


こんな大きさ/でっぱりをちょんぎる前

ペットボトルに挿す

コップとじょうごと前に買った丼

すべてを折り畳む

すべてを収納
だいぶ昔カナダを自転車とかで旅行しているときに会った旅人が「これいいだろう」とバケツを見せてくれた。
たためばペタンコになる、持ち手がついてて水をためて持ち運べる、そして水を入れたまま地面に置いても全くこぼれない。
そのときはそれほどピンと来なかったんだけど、いまやっと洗濯の時にはこれは便利かもと思って、このあいだアウトドアものを買うついでにいっしょに買ってみた。
同じようなのはいろいろあるけど、今回買ったのは、シー・トゥ・サミットのキッチン・シンク(20リットル)。
たたんで袋に入れると、まずまず小さくなる。
広げると20リットルはいるバケツになり、水がはいったまま地面に置ける。
名前がキッチンシンクだから、食器を洗ったりするために作られたものだけど、洗濯にも使えそう。
ユニクロ袋の方が断然薄くて軽くて小さくて安いけど、それを凌駕するほど便利で役に立つか、一度、旅で使ってみよう。

袋に入れた状態。厚みがけっこうある(4センチほど)

水を入れた状態

水を入れた状態。逆に水を入れてないとへにゃへにゃです。
5リットルと10リットルのもあります

関係ないけど、奄美大島での洗濯
たためばペタンコになる、持ち手がついてて水をためて持ち運べる、そして水を入れたまま地面に置いても全くこぼれない。
そのときはそれほどピンと来なかったんだけど、いまやっと洗濯の時にはこれは便利かもと思って、このあいだアウトドアものを買うついでにいっしょに買ってみた。
同じようなのはいろいろあるけど、今回買ったのは、シー・トゥ・サミットのキッチン・シンク(20リットル)。
たたんで袋に入れると、まずまず小さくなる。
広げると20リットルはいるバケツになり、水がはいったまま地面に置ける。
名前がキッチンシンクだから、食器を洗ったりするために作られたものだけど、洗濯にも使えそう。
ユニクロ袋の方が断然薄くて軽くて小さくて安いけど、それを凌駕するほど便利で役に立つか、一度、旅で使ってみよう。

袋に入れた状態。厚みがけっこうある(4センチほど)

水を入れた状態

水を入れた状態。逆に水を入れてないとへにゃへにゃです。
5リットルと10リットルのもあります

関係ないけど、奄美大島での洗濯
産総研発のベンチャー企業TESニューエナジーが、 料理や湯沸しでUSB充電ができる「世界初の発電鍋」ヒートチャージャーHC-5を発表しました。USB+熱+食品といえばペルチェ素子を使った温冷蔵ホルダや力技のUSB焼肉器を連想しますが、HC-5はUSB給電で温めるのではなく、逆に熱電発電でUSB機器に給電・充電する製品です。
熱電発電とは熱(温度差)を直接電気に変換する技術で、熱電モジュール両端の温度差から電位差を発生させ発電します。つまりペルチェ効果の逆にあたるゼーベック効果を応用した技術。
従来は水冷式の熱発電ボックスや壁面設置ユニットを製品化してきましたが、今回のHC-5はよりダイレクトに分かりやすく、ガスや炭、薪などで鍋を温め水(お湯)との温度差から電気を取り出します。

熱電発電とは熱(温度差)を直接電気に変換する技術で、熱電モジュール両端の温度差から電位差を発生させ発電します。つまりペルチェ効果の逆にあたるゼーベック効果を応用した技術。
従来は水冷式の熱発電ボックスや壁面設置ユニットを製品化してきましたが、今回のHC-5はよりダイレクトに分かりやすく、ガスや炭、薪などで鍋を温め水(お湯)との温度差から電気を取り出します。

これまでも何度か野宿に使える(かもしれない)自家発電グッズを取りあげてきましたが、ここへ来て、まさかの人力と太陽光以外の新しい発電方法のグッズが登場。
この電気鍋は電気で温めて料理する鍋ではなく、料理する熱で発電する鍋。
ストーブなどで湯を沸かしたり、料理をすれば発電してUSB端子から電気が取り出せる。
これは野宿旅に使えるかも。
鍋の大きさがふつうの料理用なので、アウトドアサイズに小型化されるといいんだけどなあ(容量が小さいと熱がすぐ冷めちゃうからだめなのか)。
それとやはり発電効率。一度水を沸騰させてさめるまでにどれぐらい発電できるのか。せっかく沸かしたお湯を発電のためにさめるまで鍋に残しておかないといけないのならもったいないなあ。ご飯を炊いて、そのまま食べきるまでにそこそこの発電ができるなら使えるかな。
あと値段が2万円超はちょっとね。
Clarian Lab社の新しい発電機は、ガソリンを動力源とするバッテリーだ。今日のハイブリッドな世界においては逆行しているように聞こえるもしれないが、実際にはかなり賢い装置だ。
この『Hybrid Battery』は、非常に単純な小型のロータリーエンジンで、可動部は2つしかない。ロータリーエンジンは非常に効率がよく、円筒形のピストンによる吸入をなくし、代わりに回転式のピストンを利用する。
Clarian Lab社のモデルでは、ガソリンのほかに灯油、プロパンガス、天然ガス、エタノール、メタノール、水素で動作する。つまり、入手可能なほとんどすべての炭化水素ベースの燃料を利用できる。
Clarian Lab社の試作品は、125ccのエンジンで5kWの電力を出力し、重量は燃料を含めて約10kg。将来的には、ハンドヘルド機の内部に収納できるくらいまで小型化できるかもしれない。

この『Hybrid Battery』は、非常に単純な小型のロータリーエンジンで、可動部は2つしかない。ロータリーエンジンは非常に効率がよく、円筒形のピストンによる吸入をなくし、代わりに回転式のピストンを利用する。
Clarian Lab社のモデルでは、ガソリンのほかに灯油、プロパンガス、天然ガス、エタノール、メタノール、水素で動作する。つまり、入手可能なほとんどすべての炭化水素ベースの燃料を利用できる。
Clarian Lab社の試作品は、125ccのエンジンで5kWの電力を出力し、重量は燃料を含めて約10kg。将来的には、ハンドヘルド機の内部に収納できるくらいまで小型化できるかもしれない。

超小型ロータリーエンジンでガジェットの充電も? « WIRED.jp
たしかカセットガスで動かす耕耘機ってあった(Honda|耕うん機|Pianta FV200)。だったらカセットガスの発電機ができないかな。
記事みたいなロータリーエンジンの効率のいい発電機が、超小型化されればよいなあ。
でもこんな発電機が小型化されている頃には、もうモバイル機器に高性能な電池が内蔵されていて、いちいち外部発電機から充電しなくてもいいようになっているのかも。