版元の人に一冊もらい[記事]、村上さん本人からもサイン本をもらっている[記事]ためか、村上宣寛級の鋭い切れ味のある批評は全くない紹介文となっています。やはり自腹でないとだめか。めざせ豊崎社長。
実は編集長は霊媒体質で、今回の原稿執筆中に何度もBE-PAL編集部員の生霊が憑依したらしく、身に覚えのない文章が知らぬ間にところどころにはいっているそうです。突然、人格が変わってまじめな文になったところは生霊が憑依したところかもしれません。どこが憑依文章かみんなで当ててみよう!

のじゅくの日に担当のスバラシイ編集者さんがくださって、喜んだ『野宿大全』でしたが、著者のスバラシイ村上さんからも、もらっちゃいました。落書きみたいなサイン入りの『野宿大全』。嬉しいな。いっひっひ。
というわけで、現在編集部には2冊あるので、1冊は売り飛ばそう、じゃなかった、貸し出し用にしてみんなで回し読み、じゃなかった、いろんなひとに見せて宣伝したいとおもいます。
『野宿大全』は好評『野宿完全マニュアル』の改訂版のはずが、勢い余ってまるまる書き下ろしになっちゃった(らしい)スバラシイご本であります。
あんのじょうの「村上節」炸裂で、なんかちょっとおかしいです。わたしは食べ物を書いているところらへんが好きです。やっぱり『野宿完全マニュアル』に引きつづき、「パンはシキシマよりヤマザキのほうがおいしい」と云っている。
それから村上さんはなんと毎週自家製パンを焼いているそうで、それはこのご本を読んでしりました。これは見逃せない情報です。なぜだ、なぜパンを焼くのだ村上さん!
そんなわけで、スバラシイ村上宣寛さんの『野宿大全』(三一書房)、絶賛発売中らしいです。
心やさしい村上さんがやむなくやらされた野宿インタビュー(のようなもの)の載っている『野宿野郎4号』も併せてよろしく、です。
(村上さんのファン、ちょこっと宣伝係)

「野宿野郎」も創刊して二年、ウェブサイトも一年がたちました。
上のグラフは当ウェブサイトのこの一年の訪問者数のグラフです。だんだん増えてきてくれていてありがたい限りです。
ウェブサイトを開いてひと月ほどの2005年11月の訪問者数グラフの最初の山は、ヤフーのカテゴリーに登録されたときのものです。ヤフーのカテゴリーに登録してもらうのは結構厳しいと聞いていたのに意外とすんなり登録してもらえたのでびっくりした記憶があります。
今年の1月の終わりに鋭くグラフが立ち上がっているのは原因不明、そのあと2月にはいってから再び増えているのは、4号で取材した村上宣寛さんがそのようすをウェブサイトに載せてリンクを張ってくれたからのようです。
3月中旬からどっと増えたのは4号が出たからでしょうか。
5月の頭にグラフの山が飛び出しているのは一箱古本市があったからでしょう。
そして、8月の中旬に史上最高の訪問者を記録していますが、この月は編集長もぼく(伝道師)も休暇中でウェブログの投稿すら行っていませんでした。前後の記事を見てみたら、この日は編集部もひさびさに参加したコミケの行われた直後であったことが分かりました。
ウェブサイトの人気を示すPagerankもず〜っと2だったのが、最近3に上がりました。さらに雑誌などのメディアでちょこちょこ取り上げてもらえるようになりました。
これからもどうぞよろしくお願いします。(伝道師)

しかし、うちの編集長のような筋金入りの野宿野郎ならいざ知らず、ぼくのようなほとんど平らなところを公共交通機関を使ってうろうろするだけのただの旅人には、この本はほとんど役に立たない。この本に載っている道具でぼくも持っているものといったら>リッジレストとソルボライト(靴の衝撃吸収用中敷き。インラインスケート靴に使っていた)とフィルムケースくらいなのだ。
それでもアウトドア雑誌によくある、どうでもいい商品の必死にいいところだけをさがして書いたようなちょうちん記事は載っていないので、信頼して読める。
センセイが「“愛”妻家」であることもよく分かった。(伝道師)
クローフォドは何かを待っている——自分に何か質問をしたのにちがいない。スターリングは慌てて思い出した——
「どんなテストをしたことがあるのだ? ミネソタ多面人格目録(MMPI)をやったことは? ロールシャッハ・テストは?」
「はい、MMPIはやりました、ロールシャッハは一度もやったことがありません。課題統覚検査をやったし、子供たちにベンダー−ゲシュタルト・テストを行ったことはあります」
「どんなテストをしたことがあるのだ? ミネソタ多面人格目録(MMPI)をやったことは? ロールシャッハ・テストは?」
「はい、MMPIはやりました、ロールシャッハは一度もやったことがありません。課題統覚検査をやったし、子供たちにベンダー−ゲシュタルト・テストを行ったことはあります」
「〈極端な単純化〉という言葉を使うべきだ。正直言って、スターリング捜査官、もともと心理学というのはまだ未熟なものだし、行動科学課でやっていることは骨相学と同水準だ。だいいち、心理学には優れた人材は集まらない。どこの大学でもいい、心理学部へ行って学生と教授連中を見てごらん。ハム無線に熱中している者その他、性格的に欠陥のあるマニアだ。学内で最高の頭脳が集まっているとはとうてい言い難い。〈組織的〉、〈無計画〉——あれを考えたのは最低の頭脳の持ち主だ」
トマス・ハリス『羊たちの沈黙』(菊池光訳)より
——

『「心理テスト」はウソでした。』は、血液型性格判断をはじめ、ロールシャッハ・テストや矢田部ギルフォード性格検査、内田クレペリン検査などがいかにうさんくさく、信頼できないものかを、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士並みにずばずば切っていく。ミネソタ多面人格目録(ミネソタ多面性格検査)や骨相学などという言葉も登場する。
血液型はともかく、偉いセンセイ方が研究に研究を重ねて作ったと思っていたその他の心理テストが、それこそ骨相学並みに信用できないと喝破していく様は、うすうすながら「こんなテストで本当になにかが分かるのか」といぶかっていた一般被験者にとっては楽しくもある。
ちなみに村上先生は、レクター博士いうところの「優れた人材は集まらない」心理学部ではなく、教育学部教授だそうだ。
ご一読を。もちろん『野宿野郎』4号を買った後で…。(伝道師)
●本日急に「野宿野郎HP」への訪問者さんが増えたようなのですが、
それはどうやら、1月初旬に取材を強引にお願いした
『野宿完全マニュアル』の著者・村上宣寛さんがご自身のHPでリンクを張ってくださったかららしいです。
村上さんはドトールのコーヒーを奢ってくれるし、著書にサインをしてくれるし、
こちらが取材はそこそこで一緒に野宿することを第一に押しかけても、
全然腹を立てないスバラシイ人です。
4号が出来るのが遅くてごめんなさい。
これを見ている村上さんファンさんがいらっしゃいましたら、
これからできる4号は村上さんが褒め称えられているはずですので、
ぜひ買ってください。
●中野にある「カルマ」というカフェに「野宿野郎3号」を
見本誌として置かせていただくことになりました。
http://karma-marka.org/
居心地がとてもよいので、いつまでも居ついてしまいそうですが、
お腹を満たしたら、ブロードウエイ3階「タコシェ」
http://www.tacoche.com/
へ走り、どうぞ「野宿野郎」を買ってください。
それはどうやら、1月初旬に取材を強引にお願いした
『野宿完全マニュアル』の著者・村上宣寛さんがご自身のHPでリンクを張ってくださったかららしいです。
村上さんはドトールのコーヒーを奢ってくれるし、著書にサインをしてくれるし、
こちらが取材はそこそこで一緒に野宿することを第一に押しかけても、
全然腹を立てないスバラシイ人です。
4号が出来るのが遅くてごめんなさい。
これを見ている村上さんファンさんがいらっしゃいましたら、
これからできる4号は村上さんが褒め称えられているはずですので、
ぜひ買ってください。
●中野にある「カルマ」というカフェに「野宿野郎3号」を
見本誌として置かせていただくことになりました。
http://karma-marka.org/
居心地がとてもよいので、いつまでも居ついてしまいそうですが、
お腹を満たしたら、ブロードウエイ3階「タコシェ」
http://www.tacoche.com/
へ走り、どうぞ「野宿野郎」を買ってください。