── 「バスに乗ってどこまでも 安くても楽しい旅のすすめ」が出ますね。
はい! すみません、出て、しかも、だいぶ経ってしまいました。
(編集部注:質問の原稿は書籍発売前に送っていたのですが、ぜんぜん答えの原稿を書いてくれなかったのです)
── どんな内容ですか?
「バスに乗ってどこまでも」とか云いながら、東は秋田、西は岡山までしか行かない(というか行けない)旅行記のようなものです。
── 雑誌連載をまとめたものですね。書き直したところとかはあるんですか?
直しましたー。そいで、ひとつひとつ、だいぶ量も増えました。
── 取材はどんなかんじで行ってたんですか? 大変だったところは?
往復の交通費と現地滞在費、ぜんぶひっくるめて1万円で行って帰ってくるという企画だったので、初めていろいろ調べまくってから旅行をしました。バスが安くなるので寒いときに寒い場所へ向かうことが多くって、寒い目にたくさんあいました。だいたい旅行中、つねにお腹が空いていました。
── 執筆の大変だったところは?
ぼやぼやしているうちに長距離バスの事情が変わったり、細かいことを忘れちゃったり、なかなか書けなくって気まずかったり、たいへんでした。ううう。
── どんなひとに読んでもらいたいですか?
心優しいひとに読んでもらいたいです。読まなくってもいいので買ってほしいです。
── タイトルに「野宿」と入っていませんが?
「野宿、ダメ、売れない」って営業さんが……。
── 出版記念バスツアーを計画しているそうですが、どんなかんじですか?
ごめんなさい、これももう募集を始めてしまいました。あんなかんじです! いまも募集中なので、みなさまぜひぜひご参加ください。なんてお誘いしながら、わたしはまだバスが手配できていません。それでちょっと焦っています。
(編集部注:バスに乗ってどこに行く? 「 ミステリー(野宿)ツアーのようなもの」やっちゃうよー! のお知らせ。)
── 宣伝をお願いします。
高速バスはとても安くて便利です。あちこち旅行するのは楽しいです。本を買うと感謝されます。どうかどうか、宜しくお願いいたします。

はい! すみません、出て、しかも、だいぶ経ってしまいました。
(編集部注:質問の原稿は書籍発売前に送っていたのですが、ぜんぜん答えの原稿を書いてくれなかったのです)
── どんな内容ですか?
「バスに乗ってどこまでも」とか云いながら、東は秋田、西は岡山までしか行かない(というか行けない)旅行記のようなものです。
── 雑誌連載をまとめたものですね。書き直したところとかはあるんですか?
直しましたー。そいで、ひとつひとつ、だいぶ量も増えました。
── 取材はどんなかんじで行ってたんですか? 大変だったところは?
往復の交通費と現地滞在費、ぜんぶひっくるめて1万円で行って帰ってくるという企画だったので、初めていろいろ調べまくってから旅行をしました。バスが安くなるので寒いときに寒い場所へ向かうことが多くって、寒い目にたくさんあいました。だいたい旅行中、つねにお腹が空いていました。
── 執筆の大変だったところは?
ぼやぼやしているうちに長距離バスの事情が変わったり、細かいことを忘れちゃったり、なかなか書けなくって気まずかったり、たいへんでした。ううう。
── どんなひとに読んでもらいたいですか?
心優しいひとに読んでもらいたいです。読まなくってもいいので買ってほしいです。
── タイトルに「野宿」と入っていませんが?
「野宿、ダメ、売れない」って営業さんが……。
── 出版記念バスツアーを計画しているそうですが、どんなかんじですか?
ごめんなさい、これももう募集を始めてしまいました。あんなかんじです! いまも募集中なので、みなさまぜひぜひご参加ください。なんてお誘いしながら、わたしはまだバスが手配できていません。それでちょっと焦っています。
(編集部注:バスに乗ってどこに行く? 「 ミステリー(野宿)ツアーのようなもの」やっちゃうよー! のお知らせ。)
── 宣伝をお願いします。
高速バスはとても安くて便利です。あちこち旅行するのは楽しいです。本を買うと感謝されます。どうかどうか、宜しくお願いいたします。

── 入門書、エッセイ集のあとの第三弾は、どんな本ですか。
えーっと、アマゾンの内容紹介には、「サブカル実用と絵本が溶け合う摩訶不思議本」って書いてあります。ので、そんな本みたいです。
全体なんと云っていいか判らないかんじなので、出版社の方も困ったのではないかとおもいます。わたしも困った。
── タイトルはどうゆうふうに決めましたか。
「あたらしい 野宿」とか「たのしい 野宿」みたいな、教科書っぽい名前にしてみたかったので。
最初、『あたらしいみかんのむきかた』という本のかんじを目指していたので(けっきょくそうならなかったけど)、それも影響してます。
── 執筆はどれくらい時間がかかりましたか。
なんかもろもろ、とっても時間がかかりましたよー。のろいから。
── 苦労したところはどこですか。
漠としたイメージを形にしていくまでが……。ってことはぜんぶが試行錯誤で、難儀でした。
あと、日々たいがいなあなあに暮らしているのですが、今回はやたらあーだこーだ主張しちゃったので、慣れないことをしてわたしはひやーって消耗しています。
ほかの方、とくにデザイナーさんやイラストを描いてくださった上路ナオ子さんは、もっともっと消耗されたに違いない。足を向けて野宿できません!
── カラーページがあるそうですね。
最初の16ページがカラーです。ほか二色刷りのところもあります。
── イラストレーターとの共同作業はどうでしたか。
慣れないラフを描いて口頭でお伝えして、それからもメールでやりとり(上路さん、デザイナーさん、編集さんらと)、という作業が初めてだったので、本って、こうやってできてゆくんだなあって感動しました。
丁寧にやりとりしてくださるし、イメージをふくらせたり飛躍させて、それはそれは素敵な絵を描いてくだるので、プロの方って(というか上路さんが)、ほんとうにすごいなあとおもいました。
── ゲストが登場すると聞きましたが。
いろんな方にご協力いただいて、豪華ですー。
取材という名目のもと、シェルパ斉藤さん、中野純さん、伊沢正名さんのお家に伺わせていただきましたし、ずっとお話を伺ってみたかった『ブラック・ジャック創作秘話』の吉本浩二さん、『おじさん図鑑』のなかむらるみさんにもお会いすることができました。あと、憧れのミニコミ『酒とつまみ』の発行人・渡邉和彦さんには一緒に野宿していただいちゃった! って内容じゃなく、ついつい喜びを書いてしまった……。
── 著書も三冊目でだいぶ慣れてきましたか。
それがまったく……。今回は、文章のみのときとだいぶ勝手が違ったので一から試行錯誤ってかんじでした。
── まだ野宿本を書くネタはいっぱいありますか。
もうすっからかんです。
── 発売記念イベントや野宿、サイン会などはありますか。
恒例の発売記念野宿したいです。
野宿以外でもいろいろありそう(いま決まっているのは、9月14日のお昼と20日の夜)なので、お時間ある方はどうか宜しくお願い致します。
イベントはひとが来てくれないと、ほうぼうがたいへんみたいなので、たいへんです。
だれも来てくれなくっても成り立つようなイベントができればいいのになあとおもいます。
── 帯に応募券みたいなものが付いていましたが……。
まだなにも考えてないのですが、とりあえず付けてもらいました。
なにか、応募者さんプレゼント(全員じゃない、厳選でない抽選による)をやりたいです!
── (上)?
デザイナーさんが付けてくれました。希望的(上)です。いつか(下)も出せたらいいっていう……。
── 売り込みをお願いします。
編集の方が、がんばってお手頃価格の1000円にしてくださった模様です。
だれもかれも、あんまり儲からないかんじです。
これでぜんぜん売れないと、しゅんとしちゃうので、どうか買ってほしいです。
ってまた、内容じゃないな……。
── あ~、何回も同じことはき訊きたくないのですが~、「野宿野郎」の……。
あ~、え~、う~、今年こそ……。ほんとに、たぶん……。
今回の本の作業をしてて、ミニコミ好き! 「野宿野郎」の作り方を思い出した(かもしれない)! っておもいましたし……。

えーっと、アマゾンの内容紹介には、「サブカル実用と絵本が溶け合う摩訶不思議本」って書いてあります。ので、そんな本みたいです。
全体なんと云っていいか判らないかんじなので、出版社の方も困ったのではないかとおもいます。わたしも困った。
── タイトルはどうゆうふうに決めましたか。
「あたらしい 野宿」とか「たのしい 野宿」みたいな、教科書っぽい名前にしてみたかったので。
最初、『あたらしいみかんのむきかた』という本のかんじを目指していたので(けっきょくそうならなかったけど)、それも影響してます。
── 執筆はどれくらい時間がかかりましたか。
なんかもろもろ、とっても時間がかかりましたよー。のろいから。
── 苦労したところはどこですか。
漠としたイメージを形にしていくまでが……。ってことはぜんぶが試行錯誤で、難儀でした。
あと、日々たいがいなあなあに暮らしているのですが、今回はやたらあーだこーだ主張しちゃったので、慣れないことをしてわたしはひやーって消耗しています。
ほかの方、とくにデザイナーさんやイラストを描いてくださった上路ナオ子さんは、もっともっと消耗されたに違いない。足を向けて野宿できません!
── カラーページがあるそうですね。
最初の16ページがカラーです。ほか二色刷りのところもあります。
── イラストレーターとの共同作業はどうでしたか。
慣れないラフを描いて口頭でお伝えして、それからもメールでやりとり(上路さん、デザイナーさん、編集さんらと)、という作業が初めてだったので、本って、こうやってできてゆくんだなあって感動しました。
丁寧にやりとりしてくださるし、イメージをふくらせたり飛躍させて、それはそれは素敵な絵を描いてくだるので、プロの方って(というか上路さんが)、ほんとうにすごいなあとおもいました。
── ゲストが登場すると聞きましたが。
いろんな方にご協力いただいて、豪華ですー。
取材という名目のもと、シェルパ斉藤さん、中野純さん、伊沢正名さんのお家に伺わせていただきましたし、ずっとお話を伺ってみたかった『ブラック・ジャック創作秘話』の吉本浩二さん、『おじさん図鑑』のなかむらるみさんにもお会いすることができました。あと、憧れのミニコミ『酒とつまみ』の発行人・渡邉和彦さんには一緒に野宿していただいちゃった! って内容じゃなく、ついつい喜びを書いてしまった……。
── 著書も三冊目でだいぶ慣れてきましたか。
それがまったく……。今回は、文章のみのときとだいぶ勝手が違ったので一から試行錯誤ってかんじでした。
── まだ野宿本を書くネタはいっぱいありますか。
もうすっからかんです。
── 発売記念イベントや野宿、サイン会などはありますか。
恒例の発売記念野宿したいです。
野宿以外でもいろいろありそう(いま決まっているのは、9月14日のお昼と20日の夜)なので、お時間ある方はどうか宜しくお願い致します。
イベントはひとが来てくれないと、ほうぼうがたいへんみたいなので、たいへんです。
だれも来てくれなくっても成り立つようなイベントができればいいのになあとおもいます。
── 帯に応募券みたいなものが付いていましたが……。
まだなにも考えてないのですが、とりあえず付けてもらいました。
なにか、応募者さんプレゼント(全員じゃない、厳選でない抽選による)をやりたいです!
── (上)?
デザイナーさんが付けてくれました。希望的(上)です。いつか(下)も出せたらいいっていう……。
── 売り込みをお願いします。
編集の方が、がんばってお手頃価格の1000円にしてくださった模様です。
だれもかれも、あんまり儲からないかんじです。
これでぜんぜん売れないと、しゅんとしちゃうので、どうか買ってほしいです。
ってまた、内容じゃないな……。
── あ~、何回も同じことはき訊きたくないのですが~、「野宿野郎」の……。
あ~、え~、う~、今年こそ……。ほんとに、たぶん……。
今回の本の作業をしてて、ミニコミ好き! 「野宿野郎」の作り方を思い出した(かもしれない)! っておもいましたし……。

「野宿野郎」編集長(仮)著「野宿入門 ちょっと自由になる生き方」が文庫本になりました。
さらにお求めやすい価格で、コンパクトで野宿にも持っていきやすくなりました。
老眼のひとでも読みやすい。書き下ろし文庫版あとがきが追加。
草思社文庫、588円(税込)です。[アマゾン]

ついでに宣伝その2~。
オリジナル缶バッジ.com[手持ちの写真から5分で注文 送料無料]
画像ファイル1枚あれば、ほんの数分でオリジナル缶バッジが1個から注文できるグッズ制作通販サイトです。どうぞよろしく~。
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はじめに 野宿エッセイ『野宿もん』![参考ウェブサイト記事その1・その2]
第一章 野宿で祝うもん
よいことがあった[参考ウェブサイト記事]
たいしょーさんの誕生日野宿
Kさんの披露宴野宿[参考ウェブサイト記事]
第二章 青春の野宿だもん
野宿の始まりは「青春」だった
この先を、行けるところまで[参考ウェブサイト記事]
この先を、もっと行けるところまで(←もくじから誤植が!)
第三章 敵か味方か野宿もん
ヤンキーは好敵手[参考「野宿野郎」もくじ・「野宿野郎」もくじ]
お巡りさん[参考「野宿野郎」もくじ ]
大人は叱ってくれない
ちょっとどうかしている、本屋野宿顛末記[参考ウェブサイト記事]
第四章 野宿で出会うもん
迷子になった!
おもらいさんのこと[参考「野宿野郎」もくじ]
行者のおじさん[参考「野宿野郎」もくじ]
行者のおじさんリターンズ
第五章 野宿で食べるもん
ヒッチハイクでお腹いっぱい
九州でもお腹いっぱい
ししゃも爆弾

第一章 野宿で祝うもん
よいことがあった[参考ウェブサイト記事]
たいしょーさんの誕生日野宿
Kさんの披露宴野宿[参考ウェブサイト記事]
第二章 青春の野宿だもん
野宿の始まりは「青春」だった
この先を、行けるところまで
この先を、もっと行けるところまで(←もくじから誤植が!)
第三章 敵か味方か野宿もん
ヤンキーは好敵手[参考「野宿野郎」もくじ・「野宿野郎」もくじ]
お巡りさん[参考「野宿野郎」もくじ ]
大人は叱ってくれない
ちょっとどうかしている、本屋野宿顛末記[参考ウェブサイト記事]
第四章 野宿で出会うもん
迷子になった!
おもらいさんのこと[参考「野宿野郎」もくじ]
行者のおじさん[参考「野宿野郎」もくじ]
行者のおじさんリターンズ
第五章 野宿で食べるもん
ヒッチハイクでお腹いっぱい
九州でもお腹いっぱい
ししゃも爆弾

本日らしい「野宿もん」発売からさかのぼること約三カ月。
都内某所で表紙アンド中身のもろもろ撮影営業野宿が行われました。
その様子をレポートします。

まずは野宿しなければ、なにも始まらない

翌朝、撮影開始

特製のシュラフマン寝袋に身を包む

まっすぐ並んでますか?

ポーズを決める(このポーズは使われなかった)

こんな上の方から撮っています
朝の犬の散歩、ウォーキング、ジョギングの中……(音が出ます)

表紙になったポーズ

第一章の寝袋文字

第四章

著者近影用写真も……
このとき撮りました(使われなかったけど)(音が出ます)

都内某所で表紙アンド中身のもろもろ撮影営業野宿が行われました。
その様子をレポートします。

まずは野宿しなければ、なにも始まらない

翌朝、撮影開始

特製のシュラフマン寝袋に身を包む

まっすぐ並んでますか?

ポーズを決める(このポーズは使われなかった)

こんな上の方から撮っています
朝の犬の散歩、ウォーキング、ジョギングの中……(音が出ます)

表紙になったポーズ

第一章の寝袋文字

第四章

著者近影用写真も……
このとき撮りました(使われなかったけど)(音が出ます)

── なんと「野宿入門」につづき、二冊目が出てしまうのですね。
そうなんです。いまだ、「野宿野郎」の新しいのはつくっていないのにですよ。深く反省しています。
── 発売日は?
だいたい2月17日くらいだそうです。
── 前回の「野宿入門」同様の書き下ろしですか。
違います。徳間書店の「本とも」に連載させていただいてたやつです。
──「本とも」に連載することになったきっかけはなんですか。
担当のOさんが、声をかけてくださったからです。いいひとです。
── 連載はまだ続いているのですか。
終わってしまいました。
── 連載時のタイトル「野宿女子」が「野宿もん」になった経緯は。
「女子」じゃこっぱずかしいなーってところからです。
── 連載を読んでいた人にもなにかお楽しみはありますか。
うーん、すみません。あんまりないかも……。
あ、へたくそなパラパラ漫画と4コマ漫画を描きました。パラパラ漫画はパラパラしてもあんまり上手く動かないため、見る者の技量が必要で、時間がつぶせるとおもいます。
── 連載時に大変だったことはなんですか。
締め切りがあることです。締め切りっていうのは、恐ろしいものだとおもいました。
── 表紙はどんなのですか。
しゅらふまんです。
── 今回の本でこだわったところはなにかありますか。
本文とは関係ないのに、強引に「しゅらふまん推し」しているところでしょうか。
大人の事情でメンバーが違うのが無念ではあるのですが、背に腹は代えられません。
目指せ、デパートの屋上でしゅらふまんヒーローショー!
── 今度も出版記念野宿や野宿サイン会など関連行事はありますか。
うっかりしていて、週末ごとに野宿の予定を入れてしまったので、しばらくできそうもないのですが、3月中にはやりたいです。
あ、そして、3月17日は、新宿の模索舎さんで「野宿ダヨ! 模索舎集合(仮)」をやらせていただけるっぽいです!
── では、宣伝をお願いします。
文字量が圧倒的に少ないので、中身を見ないで、速攻でレジに持っていってほしいです。するとたいへんわたしに感謝されるでしょう。
そして、文字ぎっしりの「野宿野郎」を、あわせて、どうぞよろしくお願いいたします。
── ちなみに厄年のこの一年はどうやって乗り切りますか。
「厄払い野宿」をするので心配ありませんっ。

そうなんです。いまだ、「野宿野郎」の新しいのはつくっていないのにですよ。深く反省しています。
── 発売日は?
だいたい2月17日くらいだそうです。
── 前回の「野宿入門」同様の書き下ろしですか。
違います。徳間書店の「本とも」に連載させていただいてたやつです。
──「本とも」に連載することになったきっかけはなんですか。
担当のOさんが、声をかけてくださったからです。いいひとです。
── 連載はまだ続いているのですか。
終わってしまいました。
── 連載時のタイトル「野宿女子」が「野宿もん」になった経緯は。
「女子」じゃこっぱずかしいなーってところからです。
── 連載を読んでいた人にもなにかお楽しみはありますか。
うーん、すみません。あんまりないかも……。
あ、へたくそなパラパラ漫画と4コマ漫画を描きました。パラパラ漫画はパラパラしてもあんまり上手く動かないため、見る者の技量が必要で、時間がつぶせるとおもいます。
── 連載時に大変だったことはなんですか。
締め切りがあることです。締め切りっていうのは、恐ろしいものだとおもいました。
── 表紙はどんなのですか。
しゅらふまんです。
── 今回の本でこだわったところはなにかありますか。
本文とは関係ないのに、強引に「しゅらふまん推し」しているところでしょうか。
大人の事情でメンバーが違うのが無念ではあるのですが、背に腹は代えられません。
目指せ、デパートの屋上でしゅらふまんヒーローショー!
── 今度も出版記念野宿や野宿サイン会など関連行事はありますか。
うっかりしていて、週末ごとに野宿の予定を入れてしまったので、しばらくできそうもないのですが、3月中にはやりたいです。
あ、そして、3月17日は、新宿の模索舎さんで「野宿ダヨ! 模索舎集合(仮)」をやらせていただけるっぽいです!
── では、宣伝をお願いします。
文字量が圧倒的に少ないので、中身を見ないで、速攻でレジに持っていってほしいです。するとたいへんわたしに感謝されるでしょう。
そして、文字ぎっしりの「野宿野郎」を、あわせて、どうぞよろしくお願いいたします。
── ちなみに厄年のこの一年はどうやって乗り切りますか。
「厄払い野宿」をするので心配ありませんっ。

── 初刷がはけて、ついに重版が決まったそうですね。
はけたかは判りませんが、そうなんです。たいへん有り難いことであります。これもそれもすべて、みなみなさまのおかげさまです。へへー。
── これまでにどんな宣伝活動をしましたか。
模索舎さんで「雑談」(記事)、伊野尾書店さんで「本屋野宿トークショー」(記事)、旅の本屋のまどさんで放浪書房さんに任せっきり「トークショー」とかとか、の、イベントをさせていただきました。あと、宣伝のためだと、ラジオににこにこ出させてもらったものの、あんまり宣伝できなかったりとか……。そんなかんじでしょうか。
── 面白かった、大変だった宣伝活動を教えてください。
「本屋野宿トークショー」が、高野秀行さんが来てくださって、ご一緒に野宿してくださったので、感動でした。伊野尾書店さんには、一生頭が上がりません。店長の伊野尾さんはイベント中も野宿中も、商店街の方とかお巡りさんとか、いろんな方に代表としてぺこぺこされていて、ほんとうにステキでした。
それから、模索舎のイベントが面白かったです。なんにも人前で話さなくって、ただ楽しく呑んで雑談しているだけでよかったので、ほんとうにスバラシイイベントだとおもいました。
── 新聞などに著書が大きく取り上げられるのを見るのはどんな気分ですか。
「おおー、これで少しは売れるだろうか」と、へいこらと有り難い気分になります。小心者なので、たくさん残って「出版社さんが赤字になったら(気まずくて)困るなあ」と、気になっていました。
── 今後もまだなにか宣伝活動はありますか。
もうないんじゃないかとおもいます。だいぶしたような気がするので、こんなもんで、もういいんじゃないでしょうか。
── 著書へのサインは慣れましたか。最初、どんなサインにするか考えましたか。
恥ずかしいし、いやだなーとおもっていたんですけど、恥ずかしがるのも恥ずかしいので、慣れているふりをしようとがんばっています。ほんとうは慣れるほど書く機会がないので、慣れてません。サインはとくに考えず、宅急便の受け取りのときにするのと同じです。落書きされたみたいに見えるので、おすすめできません。
── 著書への書評やネットでの評判は読みますか。それを気にしますか。
野宿野郎のHPのわきのところにある、「野宿野郎」「野宿入門」って言葉の書かれたブログがひっかかって一覧になって出てるやつ、あれ、すごいですねえ。ついつい、あれを見てしまいます。で、見て、よいことが書いてあると嬉しいし、よくないことが書いてあると悲しい。だけで、あんまり反省しないし、今後に生かしたりもしそうもないので、見ないに越したことはないんじゃないかとおもいます(でも、つい見ちゃう)。あの検索、すっごくよいことが書いているのだけ教えてくれるといいのに、とおもいます。
── 執筆方法を教えてください。主にどこでなにを使いますか。事前に構想をメモしたりしますか。
だいたい、家で、パソコンで、書きます。メモをしないので、ぐだぐだになるんだとおもいます。
── 書いた文章を何度も書き直すタイプですか、それとも書き出したらあまり直さないほうですか。
ものによってまちまちなので判んないのですが、直す以前に、書くのが全体、のろいんじゃないかとおもいます。考えるペースがまずのろいのと、すぐ飽きるのと、飽きてくると音読しながら書いたりするのが、よくないのかもしれません。時々調子に乗るとはやいし、直しません(じぶん比)。
── 執筆に行き詰まったらどうしますか。
ツタヤに行って、漫画を借りてきて読みます。あるいは、酔っ払って、寝ます。
── 「野宿入門」「野宿野郎」以外のおすすめの野宿本を教えてください。
長新太さんの『なんじゃもんじゃ博士 ドキドキ編・ハラハラ編』(福音館書店)です。なんじゃもんじゃ博士とぞうあざらしくんが旅行する漫画なんですけど、夜になるとその場でただごろんと寝るさまや、道中とんでもないことが平然と起こるところなんかが、大好きです。わたしもあんな風な、野宿(旅行)したい。
── 全く違った分野でもいいので、執筆の際に、参考、参照した本や、書く気にさせてくれる本があれば教えてください。
そうだそうだ。最初のほったんは、みうらじゅんさんの『親孝行術』(宝島新書)です。それを大学生のとき読んでから、長らく、「野宿のなんちゃって新書のようなもの」である『野宿術』を作りたい、とおもっていたのでした。で、「新書」を間違えて「ハウツー本のようなものを書きたい」みたいなことをしつこく担当の方に云っていたら、そのひとが章だての参考にと『忙しいビジネスマンが3ヶ月でフルマラソンを完走する方法』って本をくれました。だから、読みました。普段読まないような本なので新鮮でした。あと、『もう合コンに行くな』って本もくれました。これは読んだふりして読んでなかったんですが、いまぱらぱら見たらなんか面白そうだったから、あとで読もう。
なんで作りたい気になったかというと、ひたすら「野宿」について書いているもの、で、生真面目じゃないもの、そういう本がなかった(あるのかもだけれど、わたしが知らない)からだとおもいます。あったらもういいやっておもったとおもいます。
── 今後の執筆、出版、ミニコミ誌活動に関する野望を教えてください。
野望ですか……。それはもう、『野宿野郎』の次号の表紙を、豪華! きらきら加工にすることです。今年中に……。
あと、ゲリラで、「野宿戦隊! シュラフマン」のヒーローショーをやる。デパートの屋上で。
── アマゾンでは「野宿入門」は年末からずっと在庫切れですが、ほんとに重版されたんですか。
いまは在庫、あるみたいです。よく判らないのですが、もう重版されたのかなあ。まだだとおもうんだけどなあ。ほんとにされるのかなあ……。手にして見るまで、疑心暗鬼です。
(著者に訊く その1)

はけたかは判りませんが、そうなんです。たいへん有り難いことであります。これもそれもすべて、みなみなさまのおかげさまです。へへー。
── これまでにどんな宣伝活動をしましたか。
模索舎さんで「雑談」(記事)、伊野尾書店さんで「本屋野宿トークショー」(記事)、旅の本屋のまどさんで放浪書房さんに任せっきり「トークショー」とかとか、の、イベントをさせていただきました。あと、宣伝のためだと、ラジオににこにこ出させてもらったものの、あんまり宣伝できなかったりとか……。そんなかんじでしょうか。
── 面白かった、大変だった宣伝活動を教えてください。
「本屋野宿トークショー」が、高野秀行さんが来てくださって、ご一緒に野宿してくださったので、感動でした。伊野尾書店さんには、一生頭が上がりません。店長の伊野尾さんはイベント中も野宿中も、商店街の方とかお巡りさんとか、いろんな方に代表としてぺこぺこされていて、ほんとうにステキでした。
それから、模索舎のイベントが面白かったです。なんにも人前で話さなくって、ただ楽しく呑んで雑談しているだけでよかったので、ほんとうにスバラシイイベントだとおもいました。
── 新聞などに著書が大きく取り上げられるのを見るのはどんな気分ですか。
「おおー、これで少しは売れるだろうか」と、へいこらと有り難い気分になります。小心者なので、たくさん残って「出版社さんが赤字になったら(気まずくて)困るなあ」と、気になっていました。
── 今後もまだなにか宣伝活動はありますか。
もうないんじゃないかとおもいます。だいぶしたような気がするので、こんなもんで、もういいんじゃないでしょうか。
── 著書へのサインは慣れましたか。最初、どんなサインにするか考えましたか。
恥ずかしいし、いやだなーとおもっていたんですけど、恥ずかしがるのも恥ずかしいので、慣れているふりをしようとがんばっています。ほんとうは慣れるほど書く機会がないので、慣れてません。サインはとくに考えず、宅急便の受け取りのときにするのと同じです。落書きされたみたいに見えるので、おすすめできません。
── 著書への書評やネットでの評判は読みますか。それを気にしますか。
野宿野郎のHPのわきのところにある、「野宿野郎」「野宿入門」って言葉の書かれたブログがひっかかって一覧になって出てるやつ、あれ、すごいですねえ。ついつい、あれを見てしまいます。で、見て、よいことが書いてあると嬉しいし、よくないことが書いてあると悲しい。だけで、あんまり反省しないし、今後に生かしたりもしそうもないので、見ないに越したことはないんじゃないかとおもいます(でも、つい見ちゃう)。あの検索、すっごくよいことが書いているのだけ教えてくれるといいのに、とおもいます。
── 執筆方法を教えてください。主にどこでなにを使いますか。事前に構想をメモしたりしますか。
だいたい、家で、パソコンで、書きます。メモをしないので、ぐだぐだになるんだとおもいます。
── 書いた文章を何度も書き直すタイプですか、それとも書き出したらあまり直さないほうですか。
ものによってまちまちなので判んないのですが、直す以前に、書くのが全体、のろいんじゃないかとおもいます。考えるペースがまずのろいのと、すぐ飽きるのと、飽きてくると音読しながら書いたりするのが、よくないのかもしれません。時々調子に乗るとはやいし、直しません(じぶん比)。
── 執筆に行き詰まったらどうしますか。
ツタヤに行って、漫画を借りてきて読みます。あるいは、酔っ払って、寝ます。
── 「野宿入門」「野宿野郎」以外のおすすめの野宿本を教えてください。
長新太さんの『なんじゃもんじゃ博士 ドキドキ編・ハラハラ編』(福音館書店)です。なんじゃもんじゃ博士とぞうあざらしくんが旅行する漫画なんですけど、夜になるとその場でただごろんと寝るさまや、道中とんでもないことが平然と起こるところなんかが、大好きです。わたしもあんな風な、野宿(旅行)したい。
── 全く違った分野でもいいので、執筆の際に、参考、参照した本や、書く気にさせてくれる本があれば教えてください。
そうだそうだ。最初のほったんは、みうらじゅんさんの『親孝行術』(宝島新書)です。それを大学生のとき読んでから、長らく、「野宿のなんちゃって新書のようなもの」である『野宿術』を作りたい、とおもっていたのでした。で、「新書」を間違えて「ハウツー本のようなものを書きたい」みたいなことをしつこく担当の方に云っていたら、そのひとが章だての参考にと『忙しいビジネスマンが3ヶ月でフルマラソンを完走する方法』って本をくれました。だから、読みました。普段読まないような本なので新鮮でした。あと、『もう合コンに行くな』って本もくれました。これは読んだふりして読んでなかったんですが、いまぱらぱら見たらなんか面白そうだったから、あとで読もう。
なんで作りたい気になったかというと、ひたすら「野宿」について書いているもの、で、生真面目じゃないもの、そういう本がなかった(あるのかもだけれど、わたしが知らない)からだとおもいます。あったらもういいやっておもったとおもいます。
── 今後の執筆、出版、ミニコミ誌活動に関する野望を教えてください。
野望ですか……。それはもう、『野宿野郎』の次号の表紙を、豪華! きらきら加工にすることです。今年中に……。
あと、ゲリラで、「野宿戦隊! シュラフマン」のヒーローショーをやる。デパートの屋上で。
── アマゾンでは「野宿入門」は年末からずっと在庫切れですが、ほんとに重版されたんですか。
いまは在庫、あるみたいです。よく判らないのですが、もう重版されたのかなあ。まだだとおもうんだけどなあ。ほんとにされるのかなあ……。手にして見るまで、疑心暗鬼です。
(著者に訊く その1)
