リンクスインターナショナルは29日、ソーラーパネルを搭載したモバイルバッテリー「SOLAR-FINE1500」を発表した。従来モデルの「SOLAR-FINE1350」と比べ、リチウムポリマバッテリーの容量が1,350mAhから1,500mAhにアップしたほか、新たに第2世代 iPod nanoの充電に対応する。11月3日より販売を開始する。価格はオープン、実売価格は8,000円前後になる見込み。
リンクス、携帯電話などを充電できるソーラーバッテリーの新製品 | マイコミジャーナル
去年、北海道に野宿旅に出る前にiPodを持っていきたくて、太陽電池や人力発電の充電グッズについて調べたことがあった[記事1・記事2]。その時は、iPodが電池を食うハードディスク式で古くてバッテリーもへたっていて、おまけにUSBからは充電できないことが分かって、結局、iPodは持って行かなかった。
あれからだいぶ経って新しい太陽電池グッズが出た。iPod nanoぐらいの大きさで、太陽光と一般のAC電源、パソコンなどのUSB端子からの充電ができ、各種携帯電話、携帯ゲーム機、iPodなどに充電できるという。実売価格は8000円前後。
ほほう…、けっこう小さいしよさそうじゃないですか。値段もこの手の製品としてはそこそこリーズナブルなのではないでしょうか。
ぼくの古いハードディスク式のiPodも去年ハードディスクがクラッシュして昇天し、今ではnanoに代替わりしているので、これなら野宿旅の友に使えるかな…。
太陽光を光源にしてソーラー充電した場合は、充電完了まで約10時間から15時間が必要となる。
ああ、やはりここまで筐体が小さいと充電時間もかかりますね。ずっと太陽にむけていて10時間から15時間ってことだろうから、晴れてて2日か3日、曇ったりするともっとってことかな。
まだもうちょっと「待ち」でしょうか。もうしばらくは公衆トイレのコンセントから電気を盗まないといけないでしょうか。
旅を計画中だ。iPodを持っていきたいけど、野宿がちな旅になりそうなので頻繁に充電ができそうにない。充電するのに公共施設(駅、公衆トイレ、各種店舗など)のコンセントを勝手に借りるという手もあるのだが、最低でも小一時間、満充電しようと思ったら数時間はコンセントの脇で待ってないといけないのは、結構太い神経がいりそうなので避けたい(時々駅のロビーなんかでは太い神経の人を見かけます)。
で、なにか野宿野郎でも使えるいい自家発電装置はないかとさがしてみた。
携帯電話の充電器具をさがそうと思ったら1ダースや2ダースはすぐにでも見つかるのだが、iPodに充電ができるものはなかなかなかった。
一番簡単なのは乾電池で充電するユニットを使うことで、この方法ならいくつかの商品が出ている。でもアルカリ電池で駆動させていたのでは、電池をたくさん(一度に4〜8本使用する)持ち歩かなくてはならないし、電池代もバカにならない。
ベター・エナジー・システムズのSolioというiPod専用につくられた(携帯電話も充電できる)太陽電池のユニットはあるが、1万円以上とばか高い。他をいろいろさがしてみたところ太陽電池式では国産のバイオレッタという製品がなかなかよさそうだった。
太陽工房という会社のバイオレッタソーラーギア VS01という商品は、小型で単3か単4のニッケル水素充電池を2本充電できる。この機器単体では電池を充電できるだけだが、別売のUSBパワーアダプターを取り付けるとUSB端子経由でそれに対応する携帯電話などの機器を充電できる。製品のウェブサイトではiPodシャッフルを充電している写真が載っている。
少なくともiPodシャッフルはこれで充電できることはわかった。でもシャッフルはメモリ方式で液晶表示もないため、消費電力は非常に小さいので、内蔵バッテリーの容量も小さいはずだ。内蔵バッテリーの容量の大きいハードディスク方式のiPodも充電できるのだろうか。
ウェブログ「DIGI-MAC::デジタルライフとMacintosh」でiPod miniに充電する実験をしている。晴れた日に丸一日出しておいたら少しは充電できたようだ。乾電池式の充電ユニットがアルカリ乾電池を4〜8本使っているのに、ニッケル水素充電池2本の太陽電池でちゃんと充電しようというのはやはり無理があるようだ。
この商品は、最高に晴天の日で、ずっと太陽電池を太陽に向け続けていても、単3のニッケル水素充電池2本を満充電するのには一日では足らなくて、数日を要するようだ(太陽光は強く、気温は低いほうが効率がよいらしい。満充電まで公称・日射約14時間。一応、この商品は何台も連結させて発電能力を倍増させることはできることにはなっている)。
実際の天気は当然晴天ばかりではないし、太陽電池を常に太陽に向けておく暇なんてないので、下手すると単3を二本満充電するのに一週間なんてことになるかもしれない。つまり、これではiPodを聴いて消費する電力に、太陽電池が発電する電力が全く追いつかないということになる。ぼくのiPodは旧型でもう2年は使っているのでバッテリーの持ちが悪くなっているのだ。
太陽電池で充電するのはあきらめたほうがいいようだ。(伝道師)
で、なにか野宿野郎でも使えるいい自家発電装置はないかとさがしてみた。
携帯電話の充電器具をさがそうと思ったら1ダースや2ダースはすぐにでも見つかるのだが、iPodに充電ができるものはなかなかなかった。
一番簡単なのは乾電池で充電するユニットを使うことで、この方法ならいくつかの商品が出ている。でもアルカリ電池で駆動させていたのでは、電池をたくさん(一度に4〜8本使用する)持ち歩かなくてはならないし、電池代もバカにならない。
ベター・エナジー・システムズのSolioというiPod専用につくられた(携帯電話も充電できる)太陽電池のユニットはあるが、1万円以上とばか高い。他をいろいろさがしてみたところ太陽電池式では国産のバイオレッタという製品がなかなかよさそうだった。

少なくともiPodシャッフルはこれで充電できることはわかった。でもシャッフルはメモリ方式で液晶表示もないため、消費電力は非常に小さいので、内蔵バッテリーの容量も小さいはずだ。内蔵バッテリーの容量の大きいハードディスク方式のiPodも充電できるのだろうか。
ウェブログ「DIGI-MAC::デジタルライフとMacintosh」でiPod miniに充電する実験をしている。晴れた日に丸一日出しておいたら少しは充電できたようだ。乾電池式の充電ユニットがアルカリ乾電池を4〜8本使っているのに、ニッケル水素充電池2本の太陽電池でちゃんと充電しようというのはやはり無理があるようだ。
この商品は、最高に晴天の日で、ずっと太陽電池を太陽に向け続けていても、単3のニッケル水素充電池2本を満充電するのには一日では足らなくて、数日を要するようだ(太陽光は強く、気温は低いほうが効率がよいらしい。満充電まで公称・日射約14時間。一応、この商品は何台も連結させて発電能力を倍増させることはできることにはなっている)。
実際の天気は当然晴天ばかりではないし、太陽電池を常に太陽に向けておく暇なんてないので、下手すると単3を二本満充電するのに一週間なんてことになるかもしれない。つまり、これではiPodを聴いて消費する電力に、太陽電池が発電する電力が全く追いつかないということになる。ぼくのiPodは旧型でもう2年は使っているのでバッテリーの持ちが悪くなっているのだ。
太陽電池で充電するのはあきらめたほうがいいようだ。(伝道師)