直売店「お店のようなもの」の閉店イベントで植村直己冒険賞受賞者の安東浩正さん(ウェブサイト)とご一緒し、いろいろお話ししていた時に、アウトドアマットの話になり、安東さんが膨らませるマットをより早く、より小さく収納する簡単な方法を伝授してくれました。
まあ、すでに知っている人は知っていて実践しているかもしれませんが、たった二文字で書けるその方法とは!
「吸う」
安東さん曰く、吸えばよりペッシャンコになると。
ただし、この方法、ずっと吸ってると中から「なにか」が出てきてしまうそうです。
う〜ん、他人のマットでは無理だなあ。
まあ、すでに知っている人は知っていて実践しているかもしれませんが、たった二文字で書けるその方法とは!
「吸う」
安東さん曰く、吸えばよりペッシャンコになると。
ただし、この方法、ずっと吸ってると中から「なにか」が出てきてしまうそうです。
う〜ん、他人のマットでは無理だなあ。
編集長のサーマレストのマットがパンクしているというので、こちらのいっぱいある在庫からひとつ譲り、かわりにパンクしたのが回ってきたので修理することに。
なんとすでに三ヶ所のパンク修理の跡がある。
さっそく水風呂に沈めて踏んでみると、音を立てて泡が出てきたのでパンク場所はすぐに分かった(分かったと思っていたのだが、実はこのパンク穴は最初のだった!)。
しかし乾いているときは目立たなかったが、濡らすと表面がカビだらけではないか!
石鹸で洗うと汚れは取れたが、カビは全然落ちない。
素材にはよくなさそうだなと思いつつ、カビキラーを吹き付けてみた。素材にカビががっちり入り込んでいるのかほとんど取れなかったのであきらめる。
マットは使用後うちに帰ったらよく乾かしてから収納しましょう。
乾かしたあと、修理キットがあったはずとさがす。
はじめて買ったイスカの膨らませるマットには修理キットがついていたのだ。
いざ使おうと思ったらこれまで何度が修理に使っておいてあった接着剤が中までカチカチになってダメになっていた。
どうしよう。専用の修理キットはけっこう高いので使いたくない。

高いやつ
■試行錯誤 その1 /100円ショップで買ったグルーガンとホットボンドで修理してみた。
ネットを眺めていたら、サーマレスト純正の応急修理キットはホットボンドが入っていたということを知った。だったらうちには100円ショップで買ったホットボンドとグルーガンがあるので試してみよう。
色は全然違うけどイスカの修理キットの布(マットの生地に似たただの化繊の布)をちょうどいい大きさに切って、ホットボンドを塗って貼り付けて、たいらなものでぎゅっと押さえる。
押さえてもホットボンドがすぐ冷えて固まってしまうのであまりうまく付かなかった。
分厚くなってホットボンドの縁が引っかかりやすくなっていたので、これだとすぐ剥がれそうだ。
アイロンを持ってきて低温にして、さらにぎゅっと押さえて、端っこを表面に馴染むようになめらかにならしてみた(クッキングシートを挟むとアイロンにもクッキングシートにもボンドがくっつかない)。
あ、低温でもアイロンをマットにかけると、中のクッションと外の生地の接着が剥がれて水ぶくれみたいになる危険性があるのでお気をつけください。そうなったらもうそのマットはおしまいです。
パンクはふさがったようだ。
ホットボンドは固まってもそこそこの柔軟性はあるので巻いて収納してみてもまあ大丈夫そうだ。でも耐久性は不明。純正のホットボンド式の修理キットも緊急用のようなのでそんなに持たないかもしれない。

こんなかんじ
■試行錯誤 その2 /やっぱり接着剤を買ってこよう。
その後もネットを眺めていたら接着剤情報が出てきた。
ウルトラ多用途SU プレミアム ソフトというボンドがなかなかいいらしいというのだ。
この接着剤は製品名に「ソフト」と付いているぐらいなので、接着後もカチカチに固まるのではなく、柔軟さが残るそうなのでいいかもしれない。
いったんホットボンドで修理したのを全部剥がしてやりなおすことにした。

買ってきた。500円くらい。ちょっと高い。
さっきのホットボンドの代わりにこの接着剤で修理キットの布を貼り付ける。
ぎゅっと押さえた後、さらに今度は100円ショップで買ってきたナイロン補修シートをさらに大きめに切って、その上から貼り付けてみた。
ナイロン補修シートはレインコートなどの破れを修理するシール式のナイロン生地で、ペラペラで通気性もありそうなのでこのシートだけで修理するのは厳しそう。


こんなかんじ
写真でもわかる通り、もともと3ヶ所の修理跡があったマットだけど、なんだかんだでさらに3ヶ所もパンクの穴が見つかり、計6ヶ所、もとの修理跡も剥がして全部やりなおした。
色が全然違うのでパッチが目立ってブサイクだが、100円ショップには白と黒しかなかったのでしようがない。
これで空気は抜けなくなったようだ。
今度の野宿に持っていって実地で試してみよう。
なんとすでに三ヶ所のパンク修理の跡がある。
さっそく水風呂に沈めて踏んでみると、音を立てて泡が出てきたのでパンク場所はすぐに分かった(分かったと思っていたのだが、実はこのパンク穴は最初のだった!)。
しかし乾いているときは目立たなかったが、濡らすと表面がカビだらけではないか!
石鹸で洗うと汚れは取れたが、カビは全然落ちない。
素材にはよくなさそうだなと思いつつ、カビキラーを吹き付けてみた。素材にカビががっちり入り込んでいるのかほとんど取れなかったのであきらめる。
マットは使用後うちに帰ったらよく乾かしてから収納しましょう。
乾かしたあと、修理キットがあったはずとさがす。
はじめて買ったイスカの膨らませるマットには修理キットがついていたのだ。
いざ使おうと思ったらこれまで何度が修理に使っておいてあった接着剤が中までカチカチになってダメになっていた。
どうしよう。専用の修理キットはけっこう高いので使いたくない。

高いやつ
■試行錯誤 その1 /100円ショップで買ったグルーガンとホットボンドで修理してみた。
ネットを眺めていたら、サーマレスト純正の応急修理キットはホットボンドが入っていたということを知った。だったらうちには100円ショップで買ったホットボンドとグルーガンがあるので試してみよう。
色は全然違うけどイスカの修理キットの布(マットの生地に似たただの化繊の布)をちょうどいい大きさに切って、ホットボンドを塗って貼り付けて、たいらなものでぎゅっと押さえる。
押さえてもホットボンドがすぐ冷えて固まってしまうのであまりうまく付かなかった。
分厚くなってホットボンドの縁が引っかかりやすくなっていたので、これだとすぐ剥がれそうだ。
アイロンを持ってきて低温にして、さらにぎゅっと押さえて、端っこを表面に馴染むようになめらかにならしてみた(クッキングシートを挟むとアイロンにもクッキングシートにもボンドがくっつかない)。
あ、低温でもアイロンをマットにかけると、中のクッションと外の生地の接着が剥がれて水ぶくれみたいになる危険性があるのでお気をつけください。そうなったらもうそのマットはおしまいです。
パンクはふさがったようだ。
ホットボンドは固まってもそこそこの柔軟性はあるので巻いて収納してみてもまあ大丈夫そうだ。でも耐久性は不明。純正のホットボンド式の修理キットも緊急用のようなのでそんなに持たないかもしれない。

こんなかんじ
■試行錯誤 その2 /やっぱり接着剤を買ってこよう。
その後もネットを眺めていたら接着剤情報が出てきた。
ウルトラ多用途SU プレミアム ソフトというボンドがなかなかいいらしいというのだ。
この接着剤は製品名に「ソフト」と付いているぐらいなので、接着後もカチカチに固まるのではなく、柔軟さが残るそうなのでいいかもしれない。
いったんホットボンドで修理したのを全部剥がしてやりなおすことにした。

買ってきた。500円くらい。ちょっと高い。
さっきのホットボンドの代わりにこの接着剤で修理キットの布を貼り付ける。
ぎゅっと押さえた後、さらに今度は100円ショップで買ってきたナイロン補修シートをさらに大きめに切って、その上から貼り付けてみた。
ナイロン補修シートはレインコートなどの破れを修理するシール式のナイロン生地で、ペラペラで通気性もありそうなのでこのシートだけで修理するのは厳しそう。


こんなかんじ
写真でもわかる通り、もともと3ヶ所の修理跡があったマットだけど、なんだかんだでさらに3ヶ所もパンクの穴が見つかり、計6ヶ所、もとの修理跡も剥がして全部やりなおした。
色が全然違うのでパッチが目立ってブサイクだが、100円ショップには白と黒しかなかったのでしようがない。
これで空気は抜けなくなったようだ。
今度の野宿に持っていって実地で試してみよう。
前回のマットいろいろ(記事)からちょっとラインナップが変わりました。

左から、以下全てカスケードデザインズのサーマレストです。
初めて買ったリッジレスト。
かなり薄っぺらになったが、このタイプは破れるか燃えるかしない限り使えなくなることはない。
海外通販で買ったZライトとネオエアー(野宿グッズを通販するの巻)。
現役で使用中。
ここから中古品で買ったもの。
青くて長いのはこの中では多分一番古い製品。サーマレストのロゴが前の前のやつ。
次に古いかもしれないのが、灰色のサーマレストのロゴのない謎なマットレス([公開調査]謎のマットレス)。
情報全くありません。引き続き調査中。
赤い長方形の前のロゴの旧タイプ3枚。
厚くて重い無印1枚と薄くて軽いウルトラライト2枚。
このへんは人に譲ったり、また買ったりと入れ替わりがあった。
そして、前回にはなかった新しめの現行ロゴの卵型のが3枚。
このへんもオークションでたまに安く落とせるようになった。
プロライトとプロライトプラスのショートとプロライトのレギュラー。
レギュラー(長いやつ)は友人のパンクしたやつを旧タイプと交換して修理した。
計11枚。11枚?!
増えたなあ。改めて数えたら多すぎる。びっくり。
これでも先日編集長(仮)にプロライト譲ったりして減らしたのです(代わりに編集長のパンクしたやつが回ってくる予定だけど)。
もう最近は買ってません。


左から、以下全てカスケードデザインズのサーマレストです。
初めて買ったリッジレスト。
かなり薄っぺらになったが、このタイプは破れるか燃えるかしない限り使えなくなることはない。
海外通販で買ったZライトとネオエアー(野宿グッズを通販するの巻)。
現役で使用中。
ここから中古品で買ったもの。
青くて長いのはこの中では多分一番古い製品。サーマレストのロゴが前の前のやつ。
次に古いかもしれないのが、灰色のサーマレストのロゴのない謎なマットレス([公開調査]謎のマットレス)。
情報全くありません。引き続き調査中。
赤い長方形の前のロゴの旧タイプ3枚。
厚くて重い無印1枚と薄くて軽いウルトラライト2枚。
このへんは人に譲ったり、また買ったりと入れ替わりがあった。
そして、前回にはなかった新しめの現行ロゴの卵型のが3枚。
このへんもオークションでたまに安く落とせるようになった。
プロライトとプロライトプラスのショートとプロライトのレギュラー。
レギュラー(長いやつ)は友人のパンクしたやつを旧タイプと交換して修理した。
計11枚。11枚?!
増えたなあ。改めて数えたら多すぎる。びっくり。
これでも先日編集長(仮)にプロライト譲ったりして減らしたのです(代わりに編集長のパンクしたやつが回ってくる予定だけど)。
もう最近は買ってません。

少し前、サーマレストのマットをけっこう持っているという記事を書きました。
マットいろいろ [野宿野郎ウェブログ]
先日また中古マットを落札したのですが、これがちょっと珍しいものっぽいので、ここで紹介してどういうものか知っている人がいたら教えていただきたいと思っています。
まずはその写真を見てください。



どうですか。形は普通のクラシックなサーマレストの長方形のマットと同じ。表面に黒いスタンプっぽいプリントで米国カスケードデザインズ社の名前が書かれていますが、同社の有名なマットのブランド名であるサーマレストの文字やロゴは一切書かれていません。かわりに日本の会社だか団体だかのためだけに作ったようなことがかいてあります。
ヤフオクで落としたので当然出品者にも聞いてみたのですが、出品者の方も10年ほど前に同じくヤフオクで落札したそうで詳しい事情は分からないらしく、今回の出品時にはカスケードデザインズ社がサーマレストを作る前に作っていたものではないかという推測をしていました。
しかしその推測はどうも当たらないような気がします。
もともとカスケードデザインズ社はマットを作るためにできた会社で、最初からサーマレストという名前でマットを作っていたはずなのです。
ネットでサーマレストの最初期のマットの画像を探してみました。


最初期のものはいまのとロゴが違い。プリントは黒一色。そして空気の吹き込み口のバルブが金属になっています。
一方落札した謎のマットのバルブは最新のものとほとんど変わらないプラスチック製です。これが最初期のサーマレストより古いようには思えません。とはいうもののプリントが黒一色でスタンプで押したようなところは同じで共通点もあります。
画像検索をかけてもこれと同じようなマットは見つけられず。プリントされている「Terra International」または「テラ・インターナショナル」という名前ではいくつか似たような名前の会社や団体は見つかるのですが、アウトドア用のマットを扱うようなものは見つかりませんでした。
“テラ・インターナショナル” | “terra international” – Google Search
カスケードデザインズ社は70年代からあるので、該当するTerra Internationalがインターネットが普及する前の20世紀のうちになくなってしまっていれば見つかることはないかもしれません。
このマットはどういう経緯で作られたものなのでしょう。
ウィキペディアによると、サーマレストの国内代理店である株式会社モチヅキがサーマレストの取り扱いを始めたのは2001年からのようです。意外と最近ですね(現在、その項目は削除されています)。
ということはそれ以前なら日本のほかの団体がカスケードデザインズ社と直接取引して製作されたものということはありそうです。
Terra International という会社が、いまの代理店のモチヅキより以前に日本で売るためにカスケードデザインズ社に作らせたのでしょうか。
それとも Terra International は何かの団体で自分たちで使うために少量の特注品を作らせたのでしょうか。登山の団体とか?
なにかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。何かわかったらまた書きます。
マットいろいろ [野宿野郎ウェブログ]
先日また中古マットを落札したのですが、これがちょっと珍しいものっぽいので、ここで紹介してどういうものか知っている人がいたら教えていただきたいと思っています。
まずはその写真を見てください。



どうですか。形は普通のクラシックなサーマレストの長方形のマットと同じ。表面に黒いスタンプっぽいプリントで米国カスケードデザインズ社の名前が書かれていますが、同社の有名なマットのブランド名であるサーマレストの文字やロゴは一切書かれていません。かわりに日本の会社だか団体だかのためだけに作ったようなことがかいてあります。
MANUFACTURED BY CASCADE DESIGNS, INC.
SEATTLE, WA, U.S.A.
EXCLUSIVELY FOR
TERRA INTERNATIONAL
JAPAN
(以下略)
SEATTLE, WA, U.S.A.
EXCLUSIVELY FOR
TERRA INTERNATIONAL
JAPAN
(以下略)
ヤフオクで落としたので当然出品者にも聞いてみたのですが、出品者の方も10年ほど前に同じくヤフオクで落札したそうで詳しい事情は分からないらしく、今回の出品時にはカスケードデザインズ社がサーマレストを作る前に作っていたものではないかという推測をしていました。
しかしその推測はどうも当たらないような気がします。
もともとカスケードデザインズ社はマットを作るためにできた会社で、最初からサーマレストという名前でマットを作っていたはずなのです。
ネットでサーマレストの最初期のマットの画像を探してみました。


最初期のものはいまのとロゴが違い。プリントは黒一色。そして空気の吹き込み口のバルブが金属になっています。
一方落札した謎のマットのバルブは最新のものとほとんど変わらないプラスチック製です。これが最初期のサーマレストより古いようには思えません。とはいうもののプリントが黒一色でスタンプで押したようなところは同じで共通点もあります。
画像検索をかけてもこれと同じようなマットは見つけられず。プリントされている「Terra International」または「テラ・インターナショナル」という名前ではいくつか似たような名前の会社や団体は見つかるのですが、アウトドア用のマットを扱うようなものは見つかりませんでした。
“テラ・インターナショナル” | “terra international” – Google Search
カスケードデザインズ社は70年代からあるので、該当するTerra Internationalがインターネットが普及する前の20世紀のうちになくなってしまっていれば見つかることはないかもしれません。
このマットはどういう経緯で作られたものなのでしょう。
ウィキペディアによると、サーマレストの国内代理店である株式会社モチヅキがサーマレストの取り扱いを始めたのは2001年からのようです。意外と最近ですね(現在、その項目は削除されています)。
ということはそれ以前なら日本のほかの団体がカスケードデザインズ社と直接取引して製作されたものということはありそうです。
Terra International という会社が、いまの代理店のモチヅキより以前に日本で売るためにカスケードデザインズ社に作らせたのでしょうか。
それとも Terra International は何かの団体で自分たちで使うために少量の特注品を作らせたのでしょうか。登山の団体とか?
なにかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。何かわかったらまた書きます。
ウェイトレス「ずいぶん熱心ね。何見てるの?」
ルパン「いやなに古いマットをを落札したもんでね。値打ち物かなあって……」
ルパン「いやなに古いマットをを落札したもんでね。値打ち物かなあって……」
(ルパン三世 カリオストロの城より?)
特に集めるつもりもなかったのですが、ちょっとたまったアウトドア用マットレス。

最初に買ったのはサーマレストのリッジレスト(写真右から二番目。緑色。現行品は銀マットモデル)。新品で買った。お店だったかな。銀マットと同じように丸めることしかできないのでかさばるけど軽くて寒さにも強い。絶対にパンクしない。
だいぶ使ったので圧縮されてせんべいみたいに薄っぺらになっている。
このあとに安いイスカの膨らませるマットレス(現行品)を買ったが、表皮が水ぶくれみたいに剥離してきてだめになった。短い命だった。これは膨らませるマットのあるあるネタ。だめなのを買うと必ずといっていいほど起こってしまう。
その後、円高の時に海外通販でサーマレストのネオエアー(右から三番目の黄色いの。現行品)とZライト(右端の黄色。現行銀マット版)などを購入。
ネオエアーは空気を入れるやつだが中にウレタンなどの充填材が入ってないので、畳むと小さい。空気だけで膨らませるので膨らませるのは大変。パンクに注意が必要。
ZライトはリッジレストをZ状に小さく折りたためるようにしたやつ。耐寒度はリッジレストよりは落ちるけど、コンパクト。ショートが欲しかったけど、レギュラーしか在庫がなかったので切って、ショートと座布団にした。
その後、ヤフオクで古いサーマレストを落とすようになって何枚か落札。
中にウレタンが入っていて膨らませるやつ(いわゆるインフレータブルマットレス)。今のは角がない長い卵型だが、昔のは長方形でロゴも今のとは違っている。
この手のマットはよく自己膨張式というが、今のやつはバルブを開けておいてもちょっとしか膨らまなくて、どこが自己膨張式だって思うけど、昔のやつはウレタンの量が多いからかほっとくと結構自動で膨らむ。空気を入れる量も少なくて済む。その分今のよりは重い。
以前のロゴのウルトラライトのショートが二枚(左から二番目と三番目)。赤いのは古い型なのにほぼ新品だった。
さらに古いタイプのロゴの長いのが一枚(左端)。
もう一枚ガイドライトという厚いのを持っていたが仲間に進呈した。
運がよければこのタイプは2000円台で落とせるので、サーマレストはほしいけど馬鹿高くて手が出ないというかたは探してみては?

最初に買ったのはサーマレストのリッジレスト(写真右から二番目。緑色。現行品は銀マットモデル)。新品で買った。お店だったかな。銀マットと同じように丸めることしかできないのでかさばるけど軽くて寒さにも強い。絶対にパンクしない。
だいぶ使ったので圧縮されてせんべいみたいに薄っぺらになっている。
このあとに安いイスカの膨らませるマットレス(現行品)を買ったが、表皮が水ぶくれみたいに剥離してきてだめになった。短い命だった。これは膨らませるマットのあるあるネタ。だめなのを買うと必ずといっていいほど起こってしまう。
その後、円高の時に海外通販でサーマレストのネオエアー(右から三番目の黄色いの。現行品)とZライト(右端の黄色。現行銀マット版)などを購入。
ネオエアーは空気を入れるやつだが中にウレタンなどの充填材が入ってないので、畳むと小さい。空気だけで膨らませるので膨らませるのは大変。パンクに注意が必要。
ZライトはリッジレストをZ状に小さく折りたためるようにしたやつ。耐寒度はリッジレストよりは落ちるけど、コンパクト。ショートが欲しかったけど、レギュラーしか在庫がなかったので切って、ショートと座布団にした。
その後、ヤフオクで古いサーマレストを落とすようになって何枚か落札。
中にウレタンが入っていて膨らませるやつ(いわゆるインフレータブルマットレス)。今のは角がない長い卵型だが、昔のは長方形でロゴも今のとは違っている。
この手のマットはよく自己膨張式というが、今のやつはバルブを開けておいてもちょっとしか膨らまなくて、どこが自己膨張式だって思うけど、昔のやつはウレタンの量が多いからかほっとくと結構自動で膨らむ。空気を入れる量も少なくて済む。その分今のよりは重い。
以前のロゴのウルトラライトのショートが二枚(左から二番目と三番目)。赤いのは古い型なのにほぼ新品だった。
さらに古いタイプのロゴの長いのが一枚(左端)。
もう一枚ガイドライトという厚いのを持っていたが仲間に進呈した。
運がよければこのタイプは2000円台で落とせるので、サーマレストはほしいけど馬鹿高くて手が出ないというかたは探してみては?
よって、寝るときに「まずなにかを下に敷く」というのは、野宿の基本中の基本なのです。「下に敷くモノ」をいかによいモノにできるかが、その日の野宿の「寝心地」を左右するのです。どうか、心して手に入れましょう。
「野宿入門」46ページ 下に敷くモノは重要である!
よ〜し、心してよい「下に敷くモノ」を手に入れるぞと、3つ目のマットを購入。
買ったものその4、今回の共同購入物件で最も高い、サーマレスト・ネオエアーのスモール。
サーマレストの最高級品のひとつ。ふくらませるやつなのだが、一般的なやつと違い中にウレタンが入っていない、空気だけのマット。普通これだとマット内の空気の対流で熱が逃げてしまうのだが、中を細かいセクションに区切って熱が逃げにくいようにしている。ふくらませるとプロライトプラスよりかなり厚みがありふわふわ、ウレタンが入ってないので空気を抜くと500ミリリットルのペットボトルよりちょっと大きいくらいまで小さくなるが、その分、空気はたくさん吹き込まなくてはならない。ウルトラライト(260グラム)&コンパクトのひと向け。ウレタン入りよりパンクに弱い気がするのはちょっと心配。

大きさはこれくらい

■NeoAir S/サイズ:51x119cm/重さ:260g/厚さ:6.3cm/暖かさ:2.5
追伸、今回の共同購入は以上。ブラック・フライデイのセール時にアメリカの通販サイトから買ったもの。円高なのでかなりお得だったと思う。
ふくらまさないマットレスのところでいい忘れたが、アメリカでは銀マットならぬ、片面が銀の銀リッジレスト、リッジレスト・ソーラーなるものが発売されている。厚さ(2センチ)も暖かさ(3.5)も値段もアップ。

野宿グッズは長さ80センチもある細長い箱にはいってきた
そして都会の野宿では、草や土ではなく、コンクリートの上に寝ることが多いため、冷気による「底冷え」が深刻な問題なのです。唯一、暑いときには、ひんやりとして「意外に気持ちがいい」と言えるかもしれませんが、寝るにはちょっとばかし硬すぎます。ほかの季節には、なにかしら敷かなければ、寒くて寒くて、やっていられません。
「野宿入門」46ページ 下に敷くモノは重要である!
何だって、それは大変だと、さらにマットを購入。
買ったものその3、ふくらまさないマット、サーマレスト・Zライトのレギュラー(180センチぐらい)。
サーマレストのふくらませないやつはZライトとリッジレストの二種類あって、これまでぼくはリッジレストを愛用していた。ふくらませないやつは、手荒に扱っても絶対パンクなぞしないので長期の旅の時は頼りになるのである。重さもおおむねふくらませるやつより軽い。ただとてもとてもかさばるのは難点。
リッジレストは銀マットと同じで丸めて収納するが、ZライトはZ状に折り畳んで収納できるのでリッジレストよりコンパクトになる。といってもふくらませるやつに比べたら雲泥の差はあるけど。
今回180センチのレギュラーを買ったのはスモールが欠品だったからだけど、大きすぎると感じたらスモールぐらいの大きさに切って、切ったぶんは折り畳み座布団として使ってもいいなと考え中。

■Z Lite R/サイズ:51x183cm/重さ:390g/厚さ:2cm/暖かさ:2.2
野宿をはじめて行うひとがその重要性に気づかず、あまり注意を払わないモノに、「下に敷くモノ」があります。
「野宿入門」46ページ 下に敷くモノは重要である!
おお、そうだったのか、今気づいたぞと、「下に敷くモノ」を購入。
買ったものその2、野宿野郎の野宿のときに「重要性に気づいたひと」の半分以上の人が使っていることもある、野宿野郎御用達の人気製品、カスケード・デザインズ社のサーマレスト・プロライト。
空気を入れてふくらませるマットレス。中にウレタンが入っていて栓を緩めるだけである程度勝手に膨らんで、空気だけのマットより暖かい。
現在はプロライトとプロライトプラスの二種類あり、それぞれに長さがいろいろある。
今回購入したのはプロライトプラスのスモール(120センチくらい)。
プロライトプラスはプロライトより、厚くふかふか、暖かく、重い。

■ProLite Plus S/サイズ:51x119cm/重さ:480g/厚さ:3.8cm/暖かさ:3.8
相談者さまは、ご自宅でも寝袋を布団として常用中とのことですので、
いっそ銀マットも敷布団としてお使いになるのはいかがでしょうか。
銀マットへの愛着もわきますでしょうし、
家と外との区別がどんどんと曖昧になって、大変結構でございます。
(お悩み相談室・室長)
いっそ銀マットも敷布団としてお使いになるのはいかがでしょうか。
銀マットへの愛着もわきますでしょうし、
家と外との区別がどんどんと曖昧になって、大変結構でございます。
(お悩み相談室・室長)
ウレタンマット(aka銀マット)が嫌いです。
機能、性能は十分認めますが、嫌いです。
かさばるからです。
まあ、近所の一泊野宿なら構わないとしても、旅に持っていく気にはなりません。うちで保管するにもかさばります。
カナダで自転車キャンプ旅行した時は、海やプールなんかで使う空気を入れて膨らませる安物のマットを使っていましたが、すぐに石などで小さな穴が開いて空気が漏れるようになってしまいました。
やっと小型の羽毛寝袋を買ったのに、あんなかさばるものは持ちたくありません。なにかいい方法はありますか。ウレタンマットのうちの中での有効な利用法でもいいです(羽毛寝袋はうちでは布団代わりに常用しています)。(伝道師)
機能、性能は十分認めますが、嫌いです。
かさばるからです。
まあ、近所の一泊野宿なら構わないとしても、旅に持っていく気にはなりません。うちで保管するにもかさばります。
カナダで自転車キャンプ旅行した時は、海やプールなんかで使う空気を入れて膨らませる安物のマットを使っていましたが、すぐに石などで小さな穴が開いて空気が漏れるようになってしまいました。
やっと小型の羽毛寝袋を買ったのに、あんなかさばるものは持ちたくありません。なにかいい方法はありますか。ウレタンマットのうちの中での有効な利用法でもいいです(羽毛寝袋はうちでは布団代わりに常用しています)。(伝道師)